
「逃げたいくらい子育てがつらい・・・」
「どうしてわかってくれないの?」
「もう、どうしたらいいのーー??」
と精神的に追い込まれた経験はありませんか?
大なり小なり、誰しもが感じたことだと思います。
自分の思い通りに全く進まない育児、全然言うことを聞かない子ども達・・・
感情が爆発してしまい、ついつい自分のイライラをぶつけるようにして子どもを怒鳴ってしまい
後になって大きく自己嫌悪に陥ったことはありませんか?
そんなことを毎日繰り返していると
「もしかして、私って母親失格なのかも・・・」
「私ってサイテー・・・」と落ち込んでしまいますよね。
でも、絶対に母親失格なんかじゃありません!
サイテーでもありません!
今、ちょっとだけ心に余裕がないだけなんです。
心に「余裕」を作るために
・言うことを全く聞かない子どもの理由と対処方法
・逃げ出したいくらいつらい気持ちになった時の対処方法
についてまとめてみました。
我が子への対処方法やつらい気持ちになった時の対処方法を知っておくと
少しでも心折れそうな気持ちをフワッと軽減させることができます。
まずは、ゆっくりと心と身体のバランスを取り戻しましょう。
そして、再度「子育てって楽しい!」「幸せ!」と感じる日々を取り戻してくださいね♪
ママの子育てストレス解消法をまとめてみました。
その胃痛、子育ての疲れでは!?先輩ママたちのストレス解消法!
Contents
子育ての「常識」と「理想」を頭の中からいったん取り除こう
子育てはこうあるべきだ!という・・・「常識」
子育てはこうした方がいい!という・・・「理想」
それらを、いったん頭の中から取り除いてみましょう。
子育てにおいて、一番大切なことはお母さんの心と身体が健康である!ことだと思います。
子育てにイライラしてもう限界・・・と感じているということは
お母さんが子育てを一生懸命に必死に頑張って、そして必要以上に頑張りすぎているからだと思います。
いつも「良いお母さんでいよう。」
いつも「我が子の為に頑張ろう。」
いつも「完璧な子育てをしてあげよう。」
そう思って一生懸命頑張ることはとても素晴らしいことです。
でも、それでお母さんが無理をして理想を追求しながら、無理をして子育てを続けていると・・・
それが、つもりつもったストレスとなって、いずれ限界を超えてしまいます。
限界を超えてしまうと、育児放棄や虐待、そしてノイローゼに繋がる可能性があるということなのです。
理想を追及しすぎている子育て、頑張りすぎている子育て、孤独感を感じている子育て
それらに限界を感じたら、限界を超えてしまう前に今すぐにでも手を打ちましょう。
理想を追いかけすぎなくても大丈夫!
少しくらい手を抜いても大丈夫!
完璧な子育てをしなくても、子供はちゃんと成長します!
本当に必要最低限のことだけできていれば、今はそれだけで十分なんです。
まずは自分の心と身体に休息を与えてあげましょう
子どもが産まれると、お母さんの心と身体と生活は今までと比べて激変します。
産後鬱になることは、実は珍しいことではないんです。
誰しもが、ちょっとした掛け違いでなりうる可能性があることなんです。
妊娠前、とても明るく大らかな性格であっても、
妊娠や出産によって、ホルモンのバランスを崩してしまい鬱になってしまうことは
ごく普通にあることなんです。
子育てに追われて自分の時間が全く取れず、今までなら当たり前のようにあった少しの自由時間までもなくし
ストレスを感じ、睡眠不足になり、やがて心と身体が悲鳴をあげてしまいます。
そんな苦しくてつらい日が毎日毎日休む間もなく続いてしまい、心の余裕が簡単になくなっていってしまうんです。
苦しくてつらい子育てに限界を感じるお母さんたちは
実はいろんな場面で「完璧主義」であることが原因のひとつだったりもします。
「完璧主義」であることは、けっして悪いことではありませんが
子育てをする場合、それが自分を苦しめる原因になったりもします。
子育ては想定外だらけの毎日です。
ほとんどが自分の思い通りにはならないものなんです。
子育てに限界を感じたら・・・
まずは、大きく深呼吸してください。
落ち着いて、自分の心と身体を休めてくださいね。
家事は「完璧」にしなくていいんです
今まで「完璧」に家事をこなしてきたお母さんは、家の中が常にキレイな状態でいなければ落ち着かなかったり
今まで通り「完璧」に家事ができないことに、強いストレスが溜まったりしてしまうかもしれません。
その結果、子どもが寝ている間にすべて家事をしてしまおうと忙しくするので、心と身体は必要以上に疲れてしまいます。
疲れている時や睡眠不足の時にそれをしようとするので、余計に何重にも心と身体は疲れきってしまいます。
きちんと「完璧」に家事をしたい気持ちは十分に分かりますが
家事なんてしなくても、少しくらい手を抜いても毎日生活はできるんです。
普通に生きていけるんですよ♪
子どもは食事の時にたくさん食べこぼします。
お部屋もおもちゃで散乱しています。
お部屋なんて散らかってたって汚れてたって、別にどうってことはないんです。
全然、大したことじゃないんです。
お部屋が少々汚れていたって死にません。
子どもがいる家庭では、普通の状態なんです。
どうせすぐに散らかって汚れるから~という軽い気持ちでいて、全く気にしないということが一番です♪
ご飯の用意も、出産前はおかずも数品あって栄養バランスもきちんと考えてと「完璧」にしていたけれど
1品だけになったり、たまにはスーパーのお惣菜や冷凍食品をチンッで済ませたりでいいんです。
今だけの一時的なものだから・・・
ママの子育て負担を軽くする「5つ」の方法
1.まずは、旦那さんとゆっくりじっくり話をしよう
旦那さんが子育てに対して理解がないと感じた場合は、一度ゆっくりじっくり時間を取って話し合ってみましょう。
きっと、旦那さんはどれだけ子育てがつらくてしんどい思いをしているのかを気付いていないことがほとんどなんです。
それは決して気付かない旦那さんが悪いというわけではなく、奥さんの話を聞くというだけでは
子育ての大変さというものをなかなか理解できないものだからなんです。
旦那さんが子育てをしていない場合、子育てがどれほどストレスのかかる大変なものなのか全く想像ができないんです。
ですので、一度ゆっくりじっくり夫婦で話合うことが必要になります。
ここで大事なことは、「子育てがどれだけ大変でしんどいのか」ということをしっかりと伝え
旦那さんを責めるというわけではなく
「あなた自身がとてもつらくてしんどい思いをしている」ということを率直に伝えることです。
責め立てるのではなく、現状を具体的にわかりやすく伝えることが大切です。
そうすることによって、旦那さんにもっと父親としての自覚を持ってもらうようにしましょう。
旦那さんとの子育てに悩んだら下の記事をチェック。
子育てがつらい・・・旦那にもわかって欲しい!もっと手伝ってほしい!
2.実家に帰って休息を取る
実家など自分が一番気が休まるところでゆっくりと過ごしましょう。
実家に帰るということは決して甘えているのではなく、心と身体をゆっくりと休め
余裕を保つためにはとても大切なことなんです。
あと、子育てや家事を手伝ってもらえる環境に身をおくということで、
自然と心と身体が休まり余裕を取り戻すことができるんです。
そして心と身体の余裕を取り戻すことができれば、再度育児の楽しさや嬉しさを感じることができます。
できるならば、少し長期的に実家に帰省して、ゆ~っくりじ~っくり休息を取りましょう♪
3.友達に相談してみよう
近くに昔からの友達がいないという場合は、今住んでいる土地でママ友を作ることも大事です。
私も結婚を機に知らない土地に住むようになり、周りには昔からの友達が全くいませんでした。
自分の為にも子供の為にもまずは同じ環境の友達を作ろう!と思い
市主催の子育てサークルに通ったり近所の公園へ行ったりと、積極的に行動しました。
同じ年代の子どもを育てているママ友を作ると、子育てで悩んでいる時にいろいろと相談できたり
つらい・しんどいという気持ちを共感し合ったりもできます。
話を聞いてもらって「それ、うちの子もよくする。うちの子と全く一緒だよ~。」と共感してもらえるだけでも
心が気持ちが少し楽になりませんか?
ママ友は、市主催の子育てサークル、近所の公園、子どもの通う幼稚園・保育園など、どこでも作ることができますよ♪
また近年では、インスタグラムやTwitterやフェイスブックなど
今はやっているSNSの中で、子育て中のママと繋がり友達になることもできます。
身近に何でも話せる友達を作ることで、心と身体に余裕がでてきます。
4.専門機関に相談してみる
専門機関・・・ときくと、少し尻込みしてしまうかも?しれませんが
専門機関に相談することで、想像もつかなかった対処方法を知り得ることができます。
専門機関に相談することで、具体的なアドバイスがもらえ、心と身体に余裕がでてきます。
専門機関は、意外と身近な場所にたくさんあるんです。
・子育ての方法に迷った時は・・・保健センターの保健師さんへ
・子どもの発達や成長に関して不安な時は・・・小児科の先生へ
・母乳育児で悩んでいる時は・・・母乳外来の助産師さんへ
・お母さん自身の不眠や食欲不振など、心に余裕がない時は・・・市の相談センターへ
などなど、探してみれば他にもいっぱいあります。
他にも市主催で開催している子育てサークルも、同じ環境の親子がいてます。
なかでも、市主催の子育てサークルには、スタッフの中には保育士さんや小児科に勤務経験のある看護師さんが常勤していることもあるので
子育ての悩みを相談でき、すぐにアドバイスをもらえることもあります。
近くに子どもを預けられる人がいない場合は、保育園や民間の一時預かりを利用するのもひとつの手です。
少しの時間でも預かってもらえると、気持ちが楽になり子育てのストレスを減らすことができます。
より子育てが楽になるような方法を以下の記事でまとめています。よければぜひ♪
【保育士さん直伝】2歳児の子育てに疲れた時の魔法の育児テクニック!
まとめ
子育ては、自分の思い通りにならないことの方がとても多いです。
時に、とてもつらく感じたり、しんどくなり、逃げ出したくなったりする時だって普通にあります。
しかし、それは決してダメな親・母親失格というわけではなくて、心と身体に余裕がなくなってしまっているだけなんです。
なので、絶対に自分自身を責めないでください!
「完璧」に子育てをできる人はほぼいません。
子育ては、ママ一人で行うものではありません。
しんどい、つらいという気持ちを一人で抱えこまずに、家族や友達そして専門機関の相談窓口を頼りましょう。
そこでしんどい、つらいという気持ちを少しでも取り除くことによって、再度子育ての楽しさや子どもへの愛おしさを
よりいっそう強く感じられるようになります。
子どもにとって家族にとって一番嬉しいことは、お母さんがいつもニコニコ笑顔でいてくれることです♪
もう、自分一人で頑張るのはやめにしましょう。
我慢ばかりするのもやめにしましょう。
積極的に自分の好きなことをして、ストレス発散することを心掛けてください。
子育ては大変なものです。
同じように子育てで悩んでいるお母さん、ノイローゼ寸前になっているお母さん達は
この世の中に本当にたくさんいるんです。
ですが、心と身体が悲鳴をあげるほど一生懸命頑張りすぎてはいけないものなんです。
まずはうまく手を抜くことから始めてみましょう。
身近な人に相談しましょう。
そして、必要な人の手を借りましょう。
一番大切なことは「完璧」な子育てではなく
お母さんの「笑顔」です(*^-^*)
だからといって、無理に「笑顔」を作らなくても大丈夫!
つらい時はつらい。しんどい時はしんどいと言葉にしていいんです。
絶対に自分自身を責めないでください!
今がとてもつらくてしんどくても、永遠にそれは続きません。
いつかは終わりがきます。
それまで、一緒に乗り越えていきましょうね♪