妊娠がわかり大喜びするのも束の間
最初の試練?とも言うべき「つわり」がやってきます。

つわりの症状には大きく個人差があり、全くつわりがない妊婦さんもいれば
お産まで気持ち悪さがずっと続く妊婦さんもいてます。


「つわり」は、妊娠が判明する5~6週頃からあらわれ始めます。
主に、胃がムカムカし吐き気や嘔吐といった胃腸症状があらわれます。

「つわり」は、7~11週頃にピークを迎え
その期間は、食べ物や飲み物が気持ち悪さで受け付けられないということが増えてきます。


「つわり」で毎日吐き気に悩まされ、食べ物を口にするのもつらくなり
飲み物を飲むことも大変になる人もなかにはいます。


しかし、つわり中とはいえ水分補給をしっかりしないと脱水症状を起こしてしまう危険があるため
適度な水分補給は欠かせません。

そこで今回は、脱水症状を予防するために、つわり中でも飲める飲み物をご紹介していきます。

 

つわりに関する情報は下の記事でもまとめています。

「つわり」中にオススメの飲み物は?

1.炭酸飲料


つわり中に飲めたものとして多くの妊婦さんが声を揃えて言うのは炭酸飲料です。

炭酸飲料は、シュワシュワとした刺激が口の中をさっぱりさせ、つわりの気持ち悪さをリフレッシュしてくれる飲み物です。

炭酸飲料には、胃腸を刺激し消化活動を活性化させるはたらきがあるほかに
血流を促進する効果や、乳酸を中和し疲労回復につながる作用もあるといわれており
つらい「つわり」症状を和らげることを強く期待されています。

しかし気を付けたいのは、甘味がついた炭酸飲料のジュースには砂糖を含む糖分が多く含まれているものもあるということです。

また、種類によってはカフェインが入っているものもあります。

ですので、できれば無糖の炭酸飲料を飲むことをオススメします。

無糖の炭酸飲料がない時や炭酸飲料の刺激や爽快感がほしいときは
甘味が付いていない炭酸水にレモン果汁をしぼったりとアレンジし
カフェインや糖分の摂取を抑えるように心がけましょう。

炭酸飲料は、時には胃の中で膨張しやすくそれが不快感につながってしまうこともあります。
なかには、げっぷから嘔吐を引き起こしたという方もおられます。

しかし、げっぷをすることで胃が軽くなり胃の不快症状が緩和されたということもあるので
まずは少量から試してみるといいかもしれませんね。

2.スポーツドリンク

ミネラル分を補給しながら水分が摂取できるスポーツドリンクも、つわりで悩んでいる妊婦さんに好まれる飲み物です。

しかし、スポーツドリンクも炭酸飲料や乳酸菌飲料、ジュースと同じように糖分が多く含まれています。
ですので、飲みすぎには十分注意をしてくださいね。


少し甘すぎるようなら、水で割って薄めて飲んでみるのもいいでしょう。

 

3.果汁ジュース・野菜ジュース


果汁ジュースや野菜ジュースにはいろいろな種類があります。

どの果汁や野菜でつわりが楽になるのかを試しながら
自分に合うタイプをいくつか見つけて用意してみるのもいいですね。

柑橘系のレモンやグレープフルーツ、みかんやオレンジジュースは、酸味が強く口の中がさっぱりして飲みやすいジュースです。
あとは、りんごジュースものどごしがスッキリしてお腹にたまります。

その他にもっとも人気が高かったのが、100%のトマトジュースです。
酸味の強いトマトは、さっぱりと飲みやすく美味しくいただけます。

妊娠前にトマトが苦手だったとしても、一度試してみるのもいいかもしれません。

しかし、ジュースには絞ったままの果汁100%のものもあれば
濃縮ジュースや還元ジュース、多くの砂糖などを加えた果汁入り飲料もあります。

それらの糖分をとりすぎないように飲み過ぎには十分に注意してください。

 

4.乳酸菌飲料

他の飲み物では気持ち悪くなったけど、乳酸菌飲料は飲みやすかったという声もたくさん聞きます。

カルピスやヤクルト、ピルクルといった乳酸菌飲料なら飲めたという妊婦さんもいます。

 

乳酸菌飲料は酸味があるので大変飲みやすく、なによりカルシウムやビタミンなどの栄養成分が入っているので
食べ物が思うようにとれないときの栄養補給にもなります。

また、乳酸菌が腸内環境を整えてくれるので、妊娠初期に多くあらわれる症状の便秘の対策としても効果が期待できます。

しかし、糖分が多いので気になる場合は糖分をカットしたタイプの飲料を選ぶようにしましょう。

ヨーグルトに牛乳を加え、お好みのジャムやきな粉を混ぜてお手製のドリンクを作れば糖分の量をうまく調節できます。
あと、飲むタイプのヨーグルトもオススメします。

しかし、乳酸菌飲料も糖分が多いので飲み過ぎには十分注意してください。

 

5.生姜湯


今はやりの生姜の中に含まれるジンゲロールやショウガオールは、つわりの症状を和らげる成分として今もっとも注目されています。

生姜には、つわりの吐き気を軽減する働きがあるほかに、胃腸の働きを整えて胃のムカムカを解消する働きがあるといわれています。

つわりの症状を和らげるだけではなく、消化吸収を助けたり身体を温めたりする働きもあるので妊娠中は積極的に摂取するといいかもしれません。

あとは、生姜をすりおろしたりスライスしたりして蜂蜜やシロップと一緒にお湯で割ると生姜湯ができます。
簡単に体が温まってリラックス効果も期待できます。

その他に、お湯ではなく温めた豆乳や炭酸水で割って飲んでも美味しくいただけます。

 

⒍ノンカフェインのお茶、ハーブティー

ただ単に、いつも飲んでいる温かいお茶が一番飲みやすかったという妊婦さんもたくさんいます。

 

お茶にはカフェインが含まれているものも多くあるので、ノンカフェインの麦茶やハーブティーなどを飲むのがいいです。

今はやりのルイボスティーは、ミネラル豊富な土壌で育ったものが多く
カルシウム、リン、亜鉛、鉄分などのミネラルがバランスよく含まれています。

ルイボスティーは、腸内環境を整える働きもあり便秘解消にもなります。
味もさっぱりとしているので、つわり中の方にオススメです。

その他にハーブティーはカフェインを含んでいないため、妊娠中でも安心して飲めるお茶のひとつです。
あとハーブティーの香りは、ホルモンバランスの影響で沈んだ気持ちになりやすい心を落ち着かせてくれます。

ビタミンCが豊富なローズヒップティーもさっぱり飲みやすいハーブティーのひとつです。

あと妊婦さんに人気なのは、タンポポ茶です。
コーヒー代わりに毎日飲んでいる人もいてます。

 

しかし、ハーブには薬理作用をもつものも多く、ハーブの種類や飲む量によっては母体によくない影響をおよぼすものもあります。
カモミール、アロエ、ラズベリー、ゴボウなどは子宮を刺激する作用があるため、妊娠初期に飲むのは避けてください

つわりで飲み物が飲めないときはどうすればいい?


つわりがひどくて飲んだものをすぐに吐いてしまう時や、口に飲み物を入れただけでも気持ちが悪くなる時は
飲み物の温度を調節してみてください。

温かい飲み物よりも冷たい飲み物の方が、吐き気を抑えることができやすいです。

液体を飲むことによって気持ちが悪くなる時は、氷を口にすると水分補給の代わりになることができます。

 

キンキンに冷えた飲み物を飲んだり氷をなめたりすると、冷たさでごまかせるケースもあります。

一番口にしやすかった飲み物を凍らせて食べてみると、意外に気持ち悪くならずに美味しく食べられるかもしれません。


水分の多い野菜や
果物で水分を摂ることも試してみてください。

あとはお好みの野菜を煮込んで、塩とコンソメで味付けをした野菜スープも水分補給にオススメです。

いろいろと試してみても水分がとれず、ずっとめまいや動悸が続いていたら、脱水症状を引き起こしている可能性があります。
その場合は、無理や我慢をせずに医師の診察を早めに受けるようにしましょう。

 

つわりで吐いたあとに飲みやすい飲み物ってあるの?


つわりで吐いてしまったあとは軽く口をすすぎ、30分前後は飲食をしないで、ゆっくりと身体と胃を休めてください。

吐き気が治まり胃が落ち着いてきたのを確認したら、常温の白湯(さゆ)や麦茶など
胃に負担をかけない飲み物を摂って水分の補給をしてください。

その場合、いきなり一辺に大量に飲むのではなく、ゆっくりと少量ずつを複数回に分けて飲むようにしましょう。

経口補水液も、手軽に水分補給ができる飲み物のひとつです。

スポーツドリンクも、電解質と糖質をバランス良く配合しているため体力が落ちている身体でも吸収しやすく
吐いた後でも飲みやすく感じます。

しかし、一日の目安の摂取量はペットボトル500ml〜1000mlなので、摂取量を必ず守ってください。

 

 

つわり中に注意しないといけない飲み物ってあるの?


当たり前のことですが、お酒などのアルコール飲料は絶対に飲まないでください。

その他に、コーヒー、紅茶、緑茶、そして栄養ドリンクなどカフェインが大量に含まれている飲み物も控えるようにしてください。

アルコールやカフェインが大量に含まれている飲み物を大量に摂取してしまうと、お腹の赤ちゃんの成長を大きく妨げる原因になるといわれていますので
十分に気を付けてください。

 

アルコール

妊娠中にアルコールを摂取してしまうと、胎児の奇形や脳障害、低体重などを引き起こす原因になります。

ノンアルコール飲料や甘酒でも、微量のアルコールが含まれていることもあるので、成分表示をしっかりと確認しなるべく控えるようにしましょう。

コーヒー

コーヒーはカフェインが含まれています。

カフェインを大量に摂取すると、低体重の胎児が産まれたり成長が遅れるといった原因にもなります。

どうしてもコーヒーが飲みたい時は、一日の目安の摂取量は200ml~300mlまでです。

しかし、なるべくノンカフェインのコーヒーを飲むか、カフェイン量の少ないコーヒーを飲むことをオススメします。

紅茶

実は、紅茶にもカフェインが含まれています。

カフェインはコーヒーの半分の量になりますが、こちらもなるべく控えた方がよさそうです。

 

緑茶

緑茶もカフェインを含む飲み物です。

コーヒーや紅茶と比べるとカフェイン量は少ないですが、やはり飲みすぎには十分注意しましょう。

 

以上、つわりを軽減させる飲み物をお話しさせていただきましたが、食べ物編に関しては以下の記事でご確認ください。

まとめ

「つわり」のつらさを軽減する飲み物をご紹介しましたが、どれが一番自分に合うか?は当たり前ですが人によって全く違います。
周りの妊婦さんが飲めたものでも、自分が飲んだら気持ち悪くなったということも実はよくあります。

つわり時期に一番飲みやすいと感じる炭酸飲料や果汁ジュースや乳酸菌飲料は、大量に飲み続けると歯のエナメル質が溶ける危険性があります。
妊娠中は虫歯になりやすいので、飲み物を飲んだ後は柔らかい歯ブラシで軽く歯磨きをしたりガムを噛んだりして歯に負担をかけすぎないようしましょう。

吐き気が続くとしんどくなりますが、食べ物が食べられない時でもある程度の飲み物を摂れるようであれば
つわりを乗り切ることができます。

飲み方をいろいろと工夫して自分にぴったりの飲み物を見つけて、少しずつ水分を摂ってください。

 

どうしても口にできる飲み物がない時は、早めに産婦人科を受診してください。
脱水症状になる前に点滴をしてもらうなど対応してもらえます。

つわり中はお腹の赤ちゃんのためにも、絶対に我慢はせずに、早めに産婦人科を受診してくださいね♪

 

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