妊娠初期によくある症状のひとつに「腰痛」があります。

私も2人目の妊娠中に、ひどい「腰痛」に悩まされました。
まず朝は、「腰痛」がひどくてなかなか布団から起き上がられませんでした。
そして日中は、わずか数分でも立っていることができず、つらくなるとすぐにイスに座ってました。
それでもしんどい時は横になっていたのですが、ひどくなると一日中横になっている時も結構ありました。

今思い出しても、ホントにつらかったです(^^;)

 

妊娠初期の「腰痛」について
①何が原因なのか?
②いつから始まるのか?
③そして、いつまで続くのか?
④どんな痛みなのか?
⑤どの辺りが痛くなるのか?
⑥生理前の腰痛とはどのように違うのか?
⑦腰痛を解消するための対策方法・改善方法はあるのか?

などなど、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

 

①何が原因なのか?

妊娠初期腰痛」の原因のひとつに、ホルモンバランスの影響が大きいと考えられています。

赤ちゃんを守って育てていくために、次第に大きくなっていく子宮の変化に合わせて
骨盤周囲の靭帯や関節を緩めるという、大切な役割を担ってくれる胎盤から放出されるホルモンがあります。

 

妊娠~出産にかけてとっても大切なホルモンですが、靭帯や関節が緩んでいくと
骨盤に
ゆがみができてしまい、それが腰痛」として表れてくるのです。

骨盤がゆるむと身体のバランスが変わっていき、腰への負担がいつもよりも増していってしまうために
腰に鈍い痛みを感じたり腰が重い様な感じがしたり、時には強く激しい痛みを感じてしまうこともあります。

 

その他腰痛」の原因として考えられるのは、身体の冷えや筋力の低下なども考えられます。

妊娠初期には、つわりの影響からか普段の食事や運動が妊娠前と比べると、全く同じようにできなくなることもしばしばあります。
その為に、栄養が偏ってしまったり、運動不足で筋肉が落ちてしまったりします。

そうすることによって、血行が悪くなり結果 腰痛につながってしまうというわけです。

妊娠前から元々冷え性であったり、人よりも筋力が少なかったりする方は特に気をつけてくださいね。

 

妊娠初期症状の詳しいアレコレは下の記事を参考にしてくださいね。

②いつから始まるのか?

もちろん個人差はありますが、妊娠初期の妊娠3週目(生理予定日の1週間前くらい)から始まることが多いです。

子宮が成長してくると、重圧がかかってきて背骨へかかる負担になり、それが腰痛」として現れます。

体重が増えていくごとに成長したお腹周りをかばってしまい、それが原因で反り腰となることもあって
そして腰痛」に繋がっていきます。

③そして、いつまで続くのか?

そんなつらい腰痛」はいつまで続くのか?
今すぐにでも改善して欲しいですよね・・・

腰痛」はいつまで続くのか?
これももちろん個人差があり、いつまで!とはっきりとは言えないものです。
しかし、妊娠15週目ころのホルモン分泌が落ち着いてくる頃には、症状もだいぶと軽減される方が多いです。

ですが、妊娠週数が進むにつれてお腹の中の赤ちゃんがどんどんと大きくなっていくので
その分、腰の負担も大きくなってきます。

そして妊娠後期になると、再度リラキシンとよばれるホルモンの分泌量が増えてきて

またまた腰痛」を引き起こしてしまいます。

 

そして時間がかかる方は、産後3年が経過しても腰痛」に悩まされているという人もいます。
本当にたくさんの方が「腰痛」に苦しんでいるというわけです。

とても大変なことですが、妊娠中の腰痛」はずっと継続する可能性があるので
それらを事前に知っておいてきちんと対策を行っておくことによって、少しは軽減されます。

④どんな痛みなのか?

妊娠初期の「腰痛」は、左側だけが痛い、右側だけが痛いという風に
方側だけに「腰痛」の症状がでる場合もあり不安に感じてしまう人も多いようです。

腰痛に左右差がでる原因はたくさんあって、全く問題のないこともありますが
なかには、危険性があり知らず知らずのうちに病気が潜んでいることも考えられます。

何か心配な症状が少しでもあれば、すぐにでも病院で受診してくださいね。

 

【特に問題がない!】のは・・・身体を動かしている時に感じる痛み

妊娠前に、立つときの足の重心は、常に左右のどちらかにかけていることが多い。とか
ショルダーバッグを持つときは、いつも決まった方向の肩にかけている。など
身体の左右どちらかのみを使う人が多いものです。

それが原因で、筋肉のつき方のバランスが悪かったり骨盤が歪んでしまったりしている人が
非常に多いようです。

そうすることによって、妊娠中に身体を動かしている時
リラキシンとよばれるホルモンの分泌量が増えてきて、骨盤回りの筋肉に大きな負担がかかっている時)
に、左側右側どちらかのみに痛みを集中して感じることがよくあります。

左右のバランスが悪いがために、左右どちらかだけに大きな負荷がかかってしまう。
ということが原因で、痛みを感じるのです。

 

⑤どの辺りが痛くなるのか?

痛む場所によっては、危険が潜んでいる場合があるので注意が必要です。

 

 

【危険性が潜んでいるのかも?】・・・安静にしている時でも常に痛い

妊娠初期におこる「腰痛」はリラキシンとよばれるホルモンの分泌量が増えることによって
筋肉に大きな負担がかかることが原因です。

腰に負担のかからない楽な姿勢の時は、あまり痛みを感じないか、痛みがゆるやかになるはずです。

ですが、楽な姿勢でなおかつ安静にしているのにもかかわらず痛みが全くおさまらないという時は、
もしかしたら、内臓疾患系の病気が隠れているかもしれません。。

特に右側に痛みを感じている場合は、妊娠中に起こりやすい腎臓の病気「水腎症」の可能性があるかもしれません。

右側⇔左側、順番に姿勢を変えて安静にしていても、何をしていても
右側(左側)片側だけがずっと痛いという場合は、早めに病院で診断を受けてください。

 

 

⑥生理前の腰痛とはどのように違うのか?

妊娠初期の「腰痛」は生理前に感じる「腰痛」と、実はほぼ同じ症状なんです。

そうなんです!
妊娠初期ならではの「腰痛」の特徴というものはほとんどないんです。

◆腰全体がズドーンと重たい
◆骨盤のあたりがズキズキと痛む
◆お腹から腰にかけて何かしら違和感がある
◆背中から腰にかけてだるくて重い
◆腰から足の付け根にかけて広範囲で痛い
◆座っていても横になっていても、耐えられないほど腰が痛い

上記のような痛み方には個人差が大きくあります。

妊娠初期におこる「腰痛」なのか?生理前におこる「腰痛」なのか?
これらを判別するための、はっきりとわかる材料はないんです。

 

妊娠すると、リラキシンとよばれるホルモンの分泌量が増えるために
筋肉に大きな負担がかかることが原因で「腰痛」がおこります。

 

実は、生理前もリラキシンとよばれるホルモンの分泌量が増える時期なんです。
リラキシンの影響で骨盤の靭帯が緩んできて、生理時におこる経血の排出がスムーズになるんです。
それが原因で「腰痛」がおこります。

 

ですので、妊娠とは気が付かずに「生理かな?」と思っていたという方がとても多いようです。

 

< 見分け方の一例 > として・・・

いつもは全く「腰痛」がなかったのに、今回は「腰痛」の症状があった。
いつもの生理前の症状とは違って、頭痛や腹痛など並行して身体に何かしらの違和感があった。

という風に、いつも感じている生理前の症状とは違ったという方が多いので
『いつもとの身体の変化』を感じることによって、少しは判断できるのかもしれないですね。

 

 

⑦腰痛を解消するための対策方法・改善方法はあるのか?

妊娠初期の「腰痛」を和らげる対策方法・改善方法をいくつかご紹介していきます。

 

 

とにかく、腰周辺を温める!そして、身体全体を温める!

妊娠初期だけに限らず、妊娠中はなるべく身体を冷やさないように気を付けてください。

身体を冷やすと血行が悪くなり、筋肉がこり固まってしまうので腰痛」を悪化させてしまいます。
ですので、常に腰回りを重点的に身体全体を温めることを心掛けてください。

毎日くるぶし丈以上の靴下を履き、ときにはやわらかい生地の腹巻きを身につけるのも効果的です。

あとは、腹部をしめ付けないというのも重要ですので、やや大きい下着を重ねて履いたり
カイロなどで腰をあたためたり(※低温やけどに注意)しましょう。

お風呂に入る時は、シャワーだけですませるのではなく湯船にゆっくりと浸かって身体をあたためましょう。

その他に、野菜スープやカフェインが入っていないあたたかいハーブティーを飲むなどをして
常に身体を冷やさない習慣をつけることが重要です。

身体を温めて血液循環がよくなると「腰痛」も改善していきます。

 

 

ストレスを溜めない・休息をとる

妊娠初期は、特にホルモンバランスの影響で精神面にも変化が起こりやすい時期です。

妊娠初期は、精神面が不安定になりがちになるので
ストレスなどの心因性の腰痛が起こり、痛みにとても敏感になります。

ですので、ストレスを発散するためにも趣味に打ち込んだり、自分の好きな音楽を聞いたり
読書をしたりと、少しだけでもいいので自分だけの時間を作りましょう。

その他に、カフェインが入っていないハーブティーを飲んだり、お友達と会話したりと
自分に合ったリラックス法を見つけて実践してみてください。

なにより精神的なストレスを溜めこまずに
心身ともにリラックスできる時間をなるべく多く持つようにしましょう。

そして、妊娠による体の変化でとても疲れやすい時期なので、
常に無理をせずに十分な休息を取るようにしてくださいね。

 

 

 

適度に軽い運動をしてみる

妊娠初期は、マッサージをして身体をほぐしたり、身体を軽く伸ばしたりするだけで
腰への負担が軽減できます。

お腹周辺に負荷が掛からないようにするためにも激しい運動は厳禁ですが
適度に身体を動かす軽めの運動はとてもオススメです。

血行が良くなることによって筋肉の緊張がとれますし、ストレスを発散することもできます。
その他に、急激な体重増加の防止になったり、出産時の体力を維持できます。
(出産時は、予想以上に体力を使います。)

妊娠の経過が順調で体調が良いときは、積極的に適度な軽めの運動やマッサージをして血行を良くしてください。
そうすることによって、自然と身体が温まり「腰痛」が軽減できます。

特にオススメなのが、手軽にできるウォーキングですが
その他にも、最近ではマタニティスイミングやマタニティヨガなども人気があってオススメです。
(※いずれも、医師の許可をもらってからチャレンジしてください。)

私も、身体の調子が良い時は常にウォーキングしてました。
そして、ときには自治体や産院・病院が主催していたマタニティヨガ教室に通っていました。

ストレス発散にもなるし、身体を動かすことによって気持ちも清々しくにもなりますし
何より、同じ環境の妊婦友達ができてとても心強かったです♪

 

 

骨盤ベルト・腰痛ベルト・さらしをつける

妊娠中の「腰痛」は、骨盤周辺の靱帯が緩むことで筋肉に負担がかかることが原因なので
骨盤ベルト・腰痛ベルト・さらしの腹帯でサポートする風に巻いてみると
骨盤が引き締まって「腰痛」
改善されやすいです。

妊娠初期から使用できる骨盤ベルトは「トコちゃんベルト」が有名です。

(※引用元:トコちゃんドットコム

産院・病院などでも紹介される一番の人気商品です。
正しい巻き方は、ホームページを参照するか、看護師や医師や助産師に相談して教えてもらってくだい。

骨盤ベルトは、正しい巻き方をしないと効果が得られません
場合によっては、逆効果になってしまうこともあります。

 

ですので、看護師や医師や助産師にきちんと指導してもらうことをオススメします。

私も、妊娠中から出産直後、そして腰が痛い時は(妊娠していない)今でも
実は、ときどき「トコちゃんベルト」を使用しているんです( *´艸`)

一番びっくりしたのは、入院中に看護師さんも「トコちゃんベルト」を使用していたことです。

「妊娠していないのに、なぜトコちゃんベルトを使用しているのか?」と聞いたところ
「妊娠の有無にかかわらず、トコちゃんベルトを装着することによって「腰痛」が軽減するから
ひとつ持っていれば、ずっと長い期間使えるから便利よ♪」と教えてもらいました。

 

骨盤ベルトは産後にも大活躍!
ベルトの詳しい情報のあれこれは下の記事を参考にしてくださいね。

 

姿勢・態勢に注意する

常に、正しい姿勢・態勢を心がけて生活してみましょう。

妊娠初期は、つい背もたれによりかかって休むことが多かったり
お腹が重いので、ついつい猫背になったりしがちになります。

このように腰を曲げる姿勢・態勢は、おもいっきり腰に負担をかけてしまいます。

姿勢・態勢が悪いと、骨盤のゆがみや腰痛につながるため
意識して背筋をピーンと伸ばすようにしてください。

また重い荷物を持ったり運んだりするのも、必要最低限にとどめ注意することが必要です。

妊娠初期は、赤ちゃんの成長にとても大切な時期なので
なるべく身体に負担をかけないようにすることが重要です。

すぐに症状が良くならないときは、我慢せずにすぐに産院・病院を受診しましょう。

 

 

『シムスの体位』を試してみる

妊娠中は「腰痛」や「つわり」などの症状がひどくて、眠れなく寝不足になる妊婦さんもたくさんいてます。

そんな時は、『シムスの体位』を試してみてください。
『シムスの体位』とは、身体の左側を下にして、そして横向きに寝る姿勢のことを言います。

身体の左側を下にして寝ると、血液の循環がとてもよくなり、「腰痛」が軽減されます。

だまされたと思って、一度試してみてください。

 

※絶対に市販薬は避け、湿布薬も注意が必要!

妊娠したら、市販薬は避け、湿布薬も注意が必要です!

市販薬は、赤ちゃんの成長に障害をひきおこす原因があることから避けることは当たり前ですが
湿布薬は消炎鎮痛効果が強いので、赤ちゃんに害を及ぼす危険性があります。

すべての湿布薬がダメというわけではないですが
よく処方箋として用いられる、モーラステープインドメタシン配合の湿布薬は
赤ちゃんに栄養を運ぶための血管を収縮してしまう成分が含まれているのです。

妊娠初期は、赤ちゃんの臓器がつくられるとても大切な時期です。

薬の影響を受けやすい時期ですので、先天異常の発生にかかわるため
自分で勝手に判断せずに、「腰痛」がでてきた場合は、産院・病院を早めに受診するようにしてください。

いずれにせよ、我慢は禁物です!!

 

その他、つわりについては下の記事をチエックしてくださいね。

まとめ

妊娠初期の「腰痛」は、想像以上につらくて大変です。

妊娠初期は、ホルモンの分泌量の増加や血行不良が原因で
普段よりも「腰痛」を感じやすくなります。

妊娠初期の腰痛は、生理前の痛みと区別がつきにくくて
生理痛と勘違いしてしまって、ついつい我慢してしまうケースが多くあります。

「腰痛」が妊娠初期症状かどうか?という判断は非常に難しいですが
「腰痛」以外に、お腹が痛い、熱っぽいなどの症状がでてきたら
それは、妊娠による「腰痛」の可能性が非常に高いです。

妊娠の可能性がある「腰痛」を感じたときは、絶対に自分の判断で市販薬の痛み止めや湿布薬は使わずに
気分が良い時は、適度な運動を心掛けて、あたたかい服装をして身体を冷やさないようにし
湯船にゆったりと浸かり心と身体を休めましょう。

妊娠期間中は、ずっと「腰痛」の症状がでやすいので、早い段階から対策方法・改善方法を試してみてください。

 

 

何をしても改善されない時は、早めに産院・病院を受診することをおすすめします。
決して我慢しないでくださいね♪

 

その他、産後のアレコレも今のうちにぜひチェックしてくださいね。

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