寝てばかりいた新生児のときとは違い、起き上がり行動出来るようになると、さまざまな行動をしてくれます。
笑わせてくれたり、ひやひやさせてくれたり、赤ちゃんの成長は日々変化し面白いことばかりです。
しかし笑っているだけでは子育ては成立しません。
危ないこと、やってはいけない事、これから教えてあげることがたくさんあります。

ここでは、かわいい赤ちゃんのしつけをいつからするべきかを考えていきたいと思います。

赤ちゃんの成長

0歳から1歳の赤ちゃんの成長はとても早いです。
生まれたときの身長は50センチほどですが、1年で70センチほどに成長します。
約1.5倍も大きくなります。
体重は3キロほどですが、1年で8キロほどに成長します。
生まれた頃の約3倍です。
1年で身体も大きき成長する赤ちゃんですが、出来ることもたくさん増えます。

 

0歳から1歳の赤ちゃんの成長についてまとめてみましょう。

 

 

<0ヶ月目>

生まれたばかりの赤ちゃんは手も足も細くとても小さいです。
出来ることと言えば、生きるためのことばかりです。
ほぼ寝ているだけです。お腹がすけば泣き、不快なことがあれば泣きます。
母乳やミルクを飲んで満足すれはまた寝ます。
一日の大半を寝ています。
外出することも控え、お風呂も沐浴です。
新生児と呼ばれる生後0ヶ月の時期はお母さんのお腹にいた10ヶ月から、この世に生まれてきたことに慣れるための1ヶ月です。

<1ヶ月目>

飲んでは寝てばかりだった赤ちゃんも生後一ヶ月頃になると起きている時間が少しずつ増えてきます。
生まれた頃より少し顔がふっくらしてきます。
お母さんの目をじっと見つめることや、笑いかけると笑った!なんて嬉しい表情をしてくれることもあります。
沐浴を卒業し、大人と同じお風呂に入ることが出来るようになります。また少しずつお出かけも出来るようになり、行動できる範囲が広がります。

<2ヶ月目>

目の前を動くものをじっと見つめたり、目で追いかけるようになります。
視力はまだまだありませんが、何か動くものがあるというぼんやりとしたものは見えています。
手もよく動くようになり、自分の手(グー)をしゃぶる赤ちゃんもいます。
機嫌よく「あー」や「うー」とおしゃべりをする場面も見られます。

<3ヶ月目>

体重は生まれた頃の約2倍に成長しています。
ふっくらしてくるのでより赤ちゃんらしくなってきます。手足もしっかりし、クビが座ってくる子もいます。
表情はますます豊かになり、よく笑ってくれる子もいて、忙しい子育ての合間の癒しになります。
昼に起きている時間が増えてきます。お昼に起きているため、夕方になると疲れて泣いてしまう赤ちゃんもいます。
よく遊び、よく泣いた赤ちゃんは夜に寝てくれる時間が増えてきます。

<4ヶ月目>

クビがすわりはじめます。クビがしっかりすることにより、たて抱っこがとても楽に出来るようになります。
たて抱きが出来るようになり、赤ちゃんも見える視点が変わるのでより周りを見るようになってきます。
よく笑うだけでなく、気に入らないことがあると大声で泣いてみたり、身体を反らせて泣きます。
声も大きくなり、泣いている声もしっかりしてくるので、お母さんを困らせてしまうこともあります。

<5ヶ月目>

完全に首がすわり、周りのものを見るのが楽しくなる時期です。
おもちゃをどうしても取りたいという想いから、寝返りが成功する子もいます。
誰の顔か識別できるようになるため、いつも一緒にいるお母さんやお父さんを見ると笑うようになります。
反対に、知らない人だと不快な表情を浮かべることもあります。
口に物を入れたり、しゃぶりながらうま口を覚え、大人が食事をしているのをジーっと見つめ、口が動く場合があります。
食欲が旺盛で、食事に興味を持っているような感じがしたら、離乳食を始めてもよい時期です。

<6ヶ月目>

腰が強くなり始め、支えてあげると一人で座れるようになります。バンボなどに座らせてあげると短時間であればご機嫌に遊んでくれることもあります。
しかしまだしっかり腰がすわっているわけではないので、無理な体勢にならないよう見守る必要があります。
離乳食を始める時期です。初めて口にするご飯をおいしそうに食べてくれたり、びっくりしたりはじめての食事シーンは思い出に残るものになります。
手を使うのも上手になり、右手に持っていたものを左手に持ち替えたり、さまざまなものを上手に握って遊びます。
寝られない、お腹がすいた、オムツが不快といった単純なことで泣いていた頃とは違い、
さみしい、気に入らない、抱っこして欲しいなど感情が発達し、色々な理由で泣くようになります。

<7ヶ月目>

支えが無くても一人で座ることが出来る子が増えてきます。
一人で座れていても、置いてあるのものを取ろうと手を伸ばして転んでしまうこともあるので、クッションを置いておくなど注意が必要です。
お父さん、お母さんの顔をよく覚え、笑いかけると笑ってくれます。しかし、知らない人を見ると泣いてしまったり、人見知りが始まります。
お母さんの抱っこでないと泣いてしまうこともあり、お母さんは大変です。
手はますます器用になり、右手と左手それぞれ違うおもちゃを持って遊ぶこともあります。
離乳食を食べるのも慣れてくるので、2回食にステップアップします。

<8ヶ月目>

ずりバイや、はいはいをする子が増えてきます。どこにでも移動できるようになると、赤ちゃんがなんでも口に入れてしまわないように掃除や片付けが大変です。
また、お母さんを追いかけてくる後追いも始まり、トイレに行くときも後を付いてきてくれます。
離乳食は中期に進み食欲が増えてきます。もっと欲しいと泣いたり、好き嫌いも出てきます。
ますますお母さんへの依存は深くなり、姿が見えなくなると大声で泣いたり、他の人の抱っこ

<9ヶ月目>

はいはいをして行動範囲が広がります。
つかまり立ちを始める子もいます。
行動範囲が広がるので赤ちゃん自信の興味があるものやその子の性格が分かるようになります。
また、小さなものもつかめるようになります。落ちているものを何でも拾ってくれ、小さなごみを拾ってはお母さんに渡してくれる子もいます。
後追いがますます増え、お母さんを困らせることもあるでしょう。

<10ヶ月目>

つかまり立ち画上手になり、自分で立ち上がることが出来るようになる子もいます。
フタの開け閉めが出来るようになります。
自分の意思がはっきりし、欲しいものを指差してアーアーなど言葉を発する場面も多く見られるようになります。
簡単な言葉であれば理解し、ちょうだいというともっているものを渡してくれたり、バイバイというと手を振ってくれたりします。
手をぱちぱちたたく姿もとてもかわいいです。

<11ヶ月目>

つかまり立ちをしては、台の上に置いてあるものを、手を伸ばし取ろうとします。
伝い歩きも上手になり、自分の欲しいものや興味のあるものを触ってみたいと言う感情がこちらにも伝わってきます。
早い子だと、タッチをし一歩、二歩と歩き始める子もいます。

<1歳>

 

あっという間の1年です。
体重は生まれたときの約3倍、慎重は約1.5倍に成長しています。
まるまるとした赤ちゃん間が抜け、身体が締まってくるので幼児に近づいてきた感じが見た目で分かります。
指先はとても器用になり、積み木を積み上げたり、ベンを渡すと殴り書きができたり、シールをぺたっと貼ることも出来ます。
つかまり立ちは得意で、1歳の誕生日には大きなお餅を背中にショって立つことも可能です。
またすでに歩くことが出来る子もいます。
動きが活発になるので身体がより締まり、赤ちゃんからは卒業です。

 

 

 

ちなみにイヤイヤ期真っ最中の2歳児さんのママのためにまとめた記事もあります。

こちらをぜひチェックしてくださいね。

赤ちゃんのしつけはいつからするべき?


赤ちゃんは見るもの全てが新しく、まだ知らないことばかりです。
そんな赤ちゃんに対してしつけは必要なのでしょうか。

こんな記事を読んだことがあります。
海外で生後間もない赤ちゃんに、ミルクをあげるときの実験の記事です。
生後2~3ヶ月の赤ちゃんに対して、ミルクの時間になると右手を挙げさせ、ミルクをあげるという動作を教えました。
すると、1ヶ月後にはミルクが欲しくなると手を挙げるようになったそうです。

赤ちゃんは言葉を発することが出来ませんが、ちゃんと学習しています。
この実験から、どんなに小さな赤ちゃんでも学習し、実践できると言うことが分かります。
ですので、赤ちゃんのうちからしつけとして色々なことを教えてあげるのも有効です。

赤ちゃんのしつけの方法

 

大人が食事をする前に「いただきます」と手を合わせることと同じですね。
食事の前に手を合わせていただきますと言うことは、「しつけ」として強く叱られたり強制させられ覚えたと言う経験はないと思います。
赤ちゃんへのしつけは、無理をしてたたいて覚えさせるものではなく生活の一部として教えられるものばかりです。

・朝起きたらパジャマを脱いでお洋服に着替えましょう
・ご飯を食べるときはイスに座って食べましょう
・ご飯を食べる前には手をあわせていただきますをしましょう
・飲み物を飲むときは座って飲みましょう
・ご飯を食べた後は歯磨きをしましょう
・おもちゃは投げるものではありませんよ
・お外に出るときは帽子をかぶりましょう
・お外を歩くときは靴を履きましょう
・何かをしてもらったときはありがとうを言いましょう
・毎日清潔を保つためにお風呂に入りましょう。
・寝る前にはパジャマに着替えましょう
・夜はぐっすり眠りましょう

当たり前の生活の一場面も、教えているつもりはありませんがこれもしつけの一部です。
しつけはいつから行うべきか悩んでいましたが、実は身近なところでしつけが無意識に行われていました
しつけと言うとダメなことを正すと言うイメージがあるかもしれません。
しつけの意味を調べてみると

しつけとは、教育することと言い換えても良いが、教育一般よりも生活全般に根ざした、更に根源的な事柄にまつわる部分を教えていく行為を指す。
特に言葉が理解出来ない幼児の教育に関しては、様々な態度で接することで「やって良いこと(=誉められる)」「やってはいけないこと(=罰せられる)」の区別をつけさせることでもある。
となっています。

生活するうえで人にかけてはいけない迷惑についてや、世の中の常識を教えてあげることです。
そう考えると、日ごろから子育てをしている時点でしつけになります。

両親の愛情がなによりのしつけ

 

いつも一緒にいるお父さんやお母さんが笑顔で赤ちゃんに接し、愛情を注ぐことが何より大切です。
日々の生活の中で赤ちゃんとの信頼関係を築きましょう。
赤ちゃんの頃に一番近くにいてくれる両親との信頼関係を築くことが出来ていれば、将来大きくなっても信頼関係の築き方を学んでいます。
信頼関係を築くことが出来る子は、社会の生活で困ったことがあっても、必ず誰かが助けてくれます。
信頼することで間違いを正してくれる人が出来、信頼しているからこそ間違いを正してくれる人の言葉を素直に受け入れることが出来ます。

赤ちゃんをしつけるために絶対にやってはいけない3つのこと

1.たたくこと

小さな赤ちゃんが言うことを聞かない、泣き止まない、お行儀が悪いなど、大人から見て常識から外れたことをしていても決してたたいてはいけません。
赤ちゃんはすべてのことがわかりません。
昔はたたいて教えることは教育上仕方のないことと思われている部分もありました。
近年では、幼いころにたたかれた経験が将来たたく子になる、将来虐待する親になるといわれています。
たたくことで教えているのではなく、あなたが赤ちゃんをたたいてしまうと、たたくことを教えてしまっているのです。

2.強く叱ること

赤ちゃんはまだ言葉の意味を十分に理解することができません。
それなのにお母さんがとても怖い顔でしかりつけてしまっては、ただの恐怖でしかありません。
何が起こったのかわからず、叱られた赤ちゃんは怖い顔を見てさらに泣き出すでしょう。

あまりに怖い顔で毎日怒っていてはせっかく築いてきた信頼関係も、意味がありません。強く叱らなくても根気よくダメなことを教えていると赤ちゃんは必ずわかってくれます。

 

3.長時間放置する

赤ちゃんが泣いているときはお母さんもイライラしてしまうからその場を離れて頭を冷やしましょうと言われます。
しかし、長時間泣いている赤ちゃんを放置してはいけません。
泣いている原因を探らないとどこか体の調子が悪いのかもしれません。泣きながらのどに何か詰まらせるかもしれません。
泣いても泣いても誰も助けてくれない赤ちゃんは、泣くことをあきらめます。
泣いても無駄なのだとわかると泣くことをやめてしまいます。これがサイレントベビーです。
サイレントベビーになると心を閉ざし、言葉を発することも忘れてしまいます。

 

赤ちゃんをしつけるためのポイント3つ


赤ちゃんをしつけるための本当に大切なポイントを3つだけ覚えておいてください。

 

1.赤ちゃんとの信頼関係

日ごろのお世話で必ず信頼関係を築いてください。赤ちゃんは何もわかっていないようですが。しっかり色々なことを吸収しています。
赤ちゃんの頃にお母さんがよく歌ってくれた歌を覚えていて大好きな歌になったり、お母さんがいつもしてくれるほっぺにチューや笑ながら名前を呼んでくれるなどの行動が安心感につながります。
反応のない新生児のうちからたくさん声掛けをしながら、スキンシップを楽しみましょう

私は、独り言など苦手ですが、赤ちゃんが生まれると新生児のうちから赤ちゃんが起きている間はひたすら声をかけていました。
今日は温かいね~おはよう、おむつを替えますよ。
おむつを替える時も、自己流の歌をたくさん歌いながら交換しました。
ときにはテレビを見せるのも良いと思いますが、私は人やものに頼るのが苦手なタイプなので、1歳になるまでテレビを見せたことがありません。
ひたすら手遊びをしたり、話しかけ、話すことが無いときは歌を歌ってあげていました。
そのおかげか、男の子ですが、2歳になる前にはおしゃべりが上手で周りから驚かれるほどでした。
カード遊びをしても、犬やリンゴの輪郭で切り取られた表にイラストが書いてあり、裏は英語とひらがなの読みを書いているカードの裏をみただけで犬!リンゴ!など言い当てました。
一度見たもの、教えた名前は一度で覚えてしまいます。
4歳になる前にほぼすべてのひらがなを読めるようになりました。
私はひたすら話しかけたおかげだと思っています。

私の子育ては極端ですが、赤ちゃんはちゃんと聞いているので、こまめに話しかけスキンシップをとることは成長への大きな栄養につながっていると思っています。

 

2.赤ちゃんの気持ちになって。赤ちゃんは何もわからないもの

赤ちゃんんはすべて初めてのものばかりです。見るもの、聞くもの、触るものすべてが初めてです。
なのでどのように扱っていいのかわかりません。色んな事を経験しながら覚えていく、点と点をつなげるために「点」をたくさん学んでいるところです。

自分を赤ちゃんに置き換えてみましょう
自分が新しいことをするとき、何もわからない状態で失敗したことを、先輩や上司に怒られたらどんな気持ちになるでしょう。
何もわからないのに!教えてくれていないのに怒られて腑に落ちない!!と思うのではないでしょうか。
赤ちゃんもきっと同じ気持ちです。

 

赤ちゃんはなにもわからないのです。
赤ちゃんの気持ちになって考えてみると、何もわからないことをこんなに小さい子が一生懸命学ぼうとしている姿がいとおしく感じるでしょう。

 

3.危険なことは体を張って教えましょう

まだ赤ちゃんのしつけとしてしかりつけることはよくありません。
人や自分のけがや命の危険性があるときは特別です。
そんな時はきちんとだめだということを伝えなければなりません。
赤ちゃんが危険なことをしたときはきちんと手をとめて教えてあげましょう。危ないものを口に入れたとき、危険なものを振り回したとき、高いところに上り落ちそうになったときなど、けがをしたり命の危険にかかわることがあればすぐに教えてあげましょう。

お母さんも作業の手を止め、赤ちゃんの手を握り目を見つめましょう。

そうして、少し低い声で「○○は危ないから○○してはだめだよ」とわかりやすく簡潔に伝えてあげましょう。
いつもとは違った低い声で話すことで、お母さんが怒っていることが伝わります
いつもと違うお母さんを見ると、なにか大変なことをしてしまったのだということが赤ちゃんでもわかります。

 

まとめ

赤ちゃんは悪いことをしてしまってもまだまだ自分で何をやっているかもわかっていない状態です。
そんな赤ちゃんにも毎日お母さんがしつけとしてしてあげられることは、たくさんの愛情を注ぐことです。
毎日たくさん話しかけ、微笑みかけて愛情を注ぐことで赤ちゃんがお母さんのことを信頼するようになります。
信頼関係を築いていくことがなにより大切なことです。信頼しているお母さんが危ないからダメということは、やってはいけない事なのだと赤ちゃんも分かってくれます。
しつけをしようと思わなくても、普段の生活をしていくだけで人に迷惑のかからないしつけや、日常の常識に関するしつけが自然に出来ています。
赤ちゃんの時期はあっという間に終わってしまいます。
貴重なな赤ちゃんとの時間を大切にしていきましょう。

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