いつもニコニコかわいい子供。

しかし、イヤイヤ期に突入した我が子は、突如悪魔と化してしまいます。

毎日繰り返されるイヤイヤに、共感をしてあげることができず「無視」という対応をとってしまうことがあります。
イヤイヤ期の対応として無視する事はどのような影響を与えてしまうのでしょうか。

イヤイヤ期とは自我の芽生え

それまで親の言うとこに従うだけだった子供ですが、「自分でもしたい」「自分でも出来るかな」という欲求が芽生えてきます。

しかし、親のしてほしいことと、子供のしたいことが違って衝突してしまう。

これがイヤイヤ期の正体です。

 

これは成長の大事な通過点です。

親とは異なる存在として、自分で自立しようとする意欲が高まってきた証拠でもあります。

ですので、イヤイヤ期の対応で親がしなければいけないこととは、きちんと自立を促せているかどうかです。

「私できたよ!」「ボクすごい!」と子供が体験できる機会をなるべく作ってあげることが必要なのです。

 

また、事前にイヤイヤ期のことを詳しく知っておくことも大切です。心の準備ができますよ。

参考:『イヤイヤ期の対応は本で予習!オススメの本を紹介!』

癇癪がおこるのは上手く言葉にできないから

子供はイライラした気持ちを我慢したり抑えたりといった、感情をコントロールする力もまだまだ未熟です。

ですので、かんしゃくをおこしてしまうのは、自分の気持ちをうまく伝えられなくて感情が爆発してしまうからなんです。

言葉や表現を覚えていったり、感情のコントロール方法を覚えていけば、かんしゃくも起こさなくなります。

 

ただ、そのコントロール方法は自然とはなかなか身につきません。

ママやパパ、大人たちが子供に教えてあげなければいけないのです。

 

また、もともと「かんしゃくをおこしやすい気質」の子もいます。

普段からよく泣いたり、ちょっとしたことですぐに怒り出す、いわゆる主張の強い子はイライラしやすい性質をもっているようです。

イライラの沸点が人より少し低いんですね。

こういった子も、感情のコントロール方法を大人が教えてあげれば、上手く怒りを抑えることができるようになりますよ。

 

あまりにもかんしゃくが過ぎる子はこちらの記事も参考にしてみてください。

参考:『他の子となんだか違う・・イヤイヤ期と発達障害の違いとは?』

叱る・無視はさらに泣き出す悪循環

では、子供がかんしゃくを起こしている時はどんな対応をすればいいのか?

すでに経験しているママやパパはお分かりでしょうが…。

正直、かんしゃく中の子供には何を言っても届きません。

 

優しく「どうしたの?」「何がイヤなの?」と聞いても大声で泣くばかり。

最初は優しくしようと思っていても、あまりの聞かん坊ぶりに、しまいには「うるさい!」と怒鳴ってしまうことも。

しかし、ここで怒鳴ってしまうと、もともとの「もっと遊びたい!」の気持ちに加えて「ママに叱られた!」とという気持ちが加わり、さらに激しく泣き叫ぶことに。

 

また、逆に「もう好きにすれば!」と突き放したように放置すると、「ぼくの気持ちを分かってもらえてない!」と感じ、かんしゃくの時間を長引かせることになります。

何も言わず無視すると「お母さんは泣いてもわかってくれない、お母さんには届いていないんだ。だったらもっと大きな声で泣かなければ!」と感じ、さらに大きな声で泣き出してしまいます。

 

怒鳴るか放置するか、ついつい両極端な対応をしてしまいがちですが、どちらを選んでも子供のかんしゃくをさらに加速させる結果になってしまいます。

 

 

また、イライラしたとしてもずっと無視するのはやめておきましょう。

どんなに泣いても叫んでもお母さんに届かない状態が続くと、子供はさらなる強硬策にでます。

暴れたり、大声で叫んでみたり、お友達に暴力をふるったり。

大人を困らせるような問題児になってしまうのです。

それもこれも「ママやパパに注目してもらいたい。ボクを見てほしい」という欲求からです。

ママやパパが振り向いてくれるためならば、子供はどんな方法でも使ってしまうのです。

スキンシップと共感、そして「褒める」が効果的

では子供がかんしゃくを起こしている場合、どういった対応がいいのか?

 

まずは子供のかんしゃくが少し収まるのを待ちましょう。

かんしゃく中はどんな優しい言葉も子供の耳には届きません。

その際、知らんぷりして放置するのではなく、そばでじっ…と待っていてあげましょう。

ここが一番ママやパパの忍耐力が試されます^^;

 

うちの子の場合、何も言わず背中をなでて待っていてあげると比較的すぐにかんしゃくは収まりました。

怒ってる雰囲気が伝わると、子供のかんしゃくは収まりません。

背中をなでてあげたり、手をつないであげたり、スキンシップをとって子供が感情をコントロールできるよう手助けをしてあげてください。

 

そして「もっと遊びたかったんだね」「これが欲しかったんだね」と声をかけてあげ子供の気持ちに共感し、受け止めてあげましょう。

 

「もう遊ぶのは終わりよ」「これは○○ちゃんのだから遊べないよ」と言って聞かせるのは難しいですが、気持ちを受け止めてあげれば、子供も少しずつ落ち着いてきます。

言い聞かせようとはせず、まずは子供の気持ちに寄り添ってあげることが大事なんですね。

そのあと、「じゃあお家に帰ってママと遊ぼう」「代わりにこっちのおもちゃを使っていいよ」など代替え案を用意すると、のってきてくれるかもしれませんよ。

子供がかんしゃくを収めて気持ちの切り替えが出来たら、ぎゅっと抱きしめて褒めてあげてください。

「今日はあんまり泣かなくてえらいね」「にこにこしてくれてママも嬉しい」と伝えると子供は素直にママやパパのいう事が聞けるようになります。

子供が注意を無視するのは親のマネ?

うちの子の場合、私が「知~らない!」とふざけて言っていたら、子供も「し~らない!ぷん!」と真似するようになりました。

私に怒られている時も、「し~らない!」と反抗的な態度をとるようになったので、これはいけないと、それから言うのをやめました。

親の対応を子供はよく見ているものです。

親が子供に対して無視を続けていたら、それと同じように子供も無視してくる可能性は十分考えられます。

「無視されるのは悲しいこと」と子供に教えたいのであれば、親である私たちがまず模範にならなければいけませんね。

子供に言ってはいけない!NGな言葉や対応

ママは知りません!

イヤイヤばかりの子供に、ついつい言ってしまいがちな言葉です。

 ・お母さんは知りません
 ・勝手にしなさい
 ・好きにすれば

「もう知らないからね!ママは帰るね!」といって立ち去ってしまうふり。

よく目にする光景ですよね。

しかしママやパパが大好きな子は、本当にいなくなってしまうと思い悲しくなってさらに大泣きしてしまいます。

 

 

いい加減にして!

何度言っても言うことを理解してくれない場合、「いい加減にしなさい」と言ってしまうことも少なくありません。

しかし「いい加減にしなさい」といっても、子供には伝わりません。

子供はお母さんが何を言っているのか理解することができません。

 ・いいかげんにしなさい
 ・何度言ったらわかるの
 ・ちゃんとして

<例> 朝の登園時

朝の登園時は、お母さんにも時間の限りがありとても慌ただしい時間帯です。

「早く準備をして」
「まだまだおうちで遊びたい」
「ちゃんとしないと間に合わないよ!毎日言ってるでしょう!いい加減にしなさい!」

毎日同じことを言っているため、お母さんからするといい加減にして欲しいと言う気持ちはわかります。

しかし子供は朝のこの時間帯がとても忙しいと言う事はまだよくわかりません

お母さんの時間の感覚は、お母さんの勝手でもあります。

お母さんはいつも朝になると怒ってばかり。

そのようなお母さんの気持ちを察してイヤイヤがより多くなってしまうこともあります。

 

 

うちの子じゃありません!

いやいやばかりで言うことを聞いてくれないと、つい脅しとして、悪い子は家の子ではない!と言ってしまうこともあります。

 ・うちの子じゃありません!
 ・〇〇ちゃんのおうちの子になる?
 ・鬼さんが迎えに来るよ!

<例> 保育園の帰り

保育園の帰りは、お母さんも早くおうちに帰りたいと思います。

しかし子供はお友達がまだたくさんいることで、なかなか帰ろうとはしません。

「早くおうちに帰ろうね」
「まだ保育園にいる!○○ちゃんともっと遊ぶ!」
「もう!じゃあ○○ちゃん家の子になる!?うちの子じゃなくなるけどいいね?!」

うちの子じゃない!と叱られた子供は、自分が否定されたような気持になります。

叱られた恐怖心は、その後ママやパパに嫌われたくないという不安感を抱くきっかけになり、自分の意見を主張することができなくなってしまうでしょう。

 

 

子供の要求を丸のみする

イヤイヤ期の対応は本当に面倒ですよね。

ただ、だからといって子供のいう事を全て「ハイハイ」と丸のみしてしまっていてはいけません。

怒ったり、泣くことで要求が通ると勘違いしてしまいます。

その場合、感情の爆発がエスカレートして、自分の思い通りにならないことがあると、暴れたり泣き叫ぶような問題児になります。

怒ってしまう前に!アンガーマネジメント

とはいえ、親も人間。

自分に余裕がないときは、子供のかんしゃくに黙って寄り添うことができない時もありますよね。

ダメだと分かっているのに、「もう!知らないからね!」と子供を放置してしまい、後から後悔…。

私も、ぎゃん泣きする子供を抱きしめて「ごめんね」と謝ることも何回もありました。

自分の感情を上手にコントロールできないのは大人も同じです。

そこで、アンガーマネジメントを日常に取り入れてみました。

アンガーマネジメント=怒りと上手に付き合う

この方法を知っておけば、ママやパパも子供のかんしゃくに振り回されないようになるかもしれません。

 

 

怒りの衝動は6秒我慢する

怒りのピークは6秒間だと言います。

そのため、この6秒を我慢すれば、怒りに任せた衝動的な行動を抑えることができます。

イラッ!ときたらまずは6秒深呼吸するクセをつけてください。

落ち着いて子供に対処できるようになります。

 

 

不要な「~べきを手放す」

怒りは、自分が信じている「こうするべき」という価値観が破られたときに生まれます。

なので自分の中にどんな「こうすべき」があるか知っておくと役立ちます。

自分はどんなポイントに反応しやすいのか。

それは人によって様々です。

「片付けは完璧にするべき」と考える人もいれば、「ほこりさえとればOK」「散らかっててもまぁいいか」と考える人もいます。

子供のかんしゃくに上手く付き合うには、不要な「~べき」は多少取り払ってもいいでしょう。

 

また、ママの怒りポイントでもある「お片付け」
イヤイヤ期の子供って本当に何度言われてもお片付けしません^^;
そこで、片付けについてもまとめてみました。

参考:『子供のしつけはいつから?片付け上手になるコツ』

まとめ

イヤイヤ期は子供にとって自立への第一歩。

ママやパパには忍耐力が試される試練の期間ですが、我が子に合った対応の仕方をいろいろ試してみて、イヤイヤ期を乗り越えましょう!

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