赤ちゃんは、生まれたばかりの頃はひたすら泣いているだけですが、そのうち声を出して話し始めます。

 

生後1ヶ月ごろから「アー。」「ウー。」などの片言をはなし始めます。

この母音のみを発することを「クーイング」と言います。

 

また、だいたい生後4~5ヶ月ごろから「アウアウ。」などの母音を組み合わせた言葉をはなし始めます。

「バブバブ。」などの子音を含んだ音を喃語(なんご)と言い

このころから喃語(なんご)を話し始める子どもがたくさんいます。

 

こんなカワイイ赤ちゃんの言葉(声)を聞くと、早く一緒におしゃべりがしたくなりますよね。

赤ちゃんの言葉の発達は非常に個人差が大きいので、話せるようになる時期が気になる方も多いことでしょう。

 

・赤ちゃんはいつごろから話すのか?

・生後〇ヶ月だと、どんな言葉を話せるのか?など

とても興味がありますよね。

 

あとそれと共に、赤ちゃんがなかなか言葉を話さないけれど、どこか異常があるのだろうか?など

心配してしまうこともありますよね。

 

ここでは、そんな「赤ちゃんの成長過程の言葉」についてお話をしていきますね♪

 

 

赤ちゃんの言葉の発達過程

 

言葉の発達のスピードは、身体の発達以上に個人差が大きいと言われています。

 

1.クーイング・・・「アー。」「ウー。」などの片言。

2.喃語(なんご)・・・「バブバブ。」などの子音を含んだ音。

3.有意味語(意味のある言葉)・・・「ブーブー。(車)」「なぁーに。」

4.2語文、3語文などの文章・・・「まんま、ちょうだい。」「ワンワンいたね。」

 

上記の順序で言葉が出てきます。

 

では次に、赤ちゃんの言葉の発達過程について

赤ちゃんの月齢や子どもの年齢に分けてみていきましょう。

 

赤ちゃんによって言葉の発達には大きく個人差があります。

言葉を話すのが好きな赤ちゃん、身体を動かすのが好きな赤ちゃんなど、赤ちゃんの個性や性格によって発達のスピードが異なりますので

うちの子は全然言葉を話さない・・・と他の子どもさんと比較して落胆しないようにしましょうね。

 

 

生後0ヶ月(新生児)~1ヶ月頃

無意識的に、生理反射として快・不快の気持ちを、笑ったり泣いたりして声を発して伝えます。

 

お腹がいっぱいになった、嬉しい・楽しいという時には、笑顔になったりします。

お腹がすいている、おむつが汚れている時など不快なときには泣いたりします。

 

機嫌が良いときや、周囲への反応として、「アー。」「ウー。」などのクーイングを発するかもしれません。

クーイングは意味がないように聞こえるかもしれませんが、赤ちゃんが要求を表しているということもあるようです。

 

たとえば、抱っこやおんぶをしているときはとてもおとなしいのに

お布団に寝かしつけようとすると、「アー。」と言葉を発したりします。

これは、もしかしたらもっと抱っこやおんぶをしていてほしいという赤ちゃんの要求かもしれません。

 

新生児期の赤ちゃんは、まだ言葉を話すことができません。

泣いたりぐずったりすることで不快感や寂しさを表現し、周りに伝えます。

しかし、生まれたての頃から聴覚は発達しているので、ママやパパのはなす声や言葉をしっかりと聞いているのです。

 

もちろん、言葉の意味まではまだ理解はできていません。

ですが、聞いた内容は情報として脳の中にインプットされていきます。

そして、言葉を覚えた時にアウトプットされていくんです。

 

ですので、生まれたての頃からたくさん話しかけてあげることが赤ちゃんの言葉の発達にかなり重要な役割を持っていると言えます。

 

 

生後2ヶ月~3ヶ月頃

生後2ヶ月~3ヶ月頃になると、クーイングが始まります。

クーイングとは、赤ちゃんが舌を使わずに簡単な母音を発するということです。

これは、喃語(なんご)の前段階です。

 

はじめは、空気が口からもれるような音しか出ません。

そして、少しずつ「あ、あ。」、「あ~。」、「う~、う~。」というような母音をのどの奥で発することができるようになっていきます。

 

クーイングの音や言葉に意味はないのですが、クーイングが始まるということは、喉や口が発達してきているということです。

 

赤ちゃんは、機嫌が良い時や話しかけられた時にクーイングを発するようになり、そして楽しみながらクーイングを繰り返し発することによって

口の上手な動かし方や声の上手な出し方を上達させて、喃語(なんご)を話すようになっていきます。

 

そして、ここで「声(言葉)には、声(言葉)で返していく。」というような

コミュニケーションの基礎ともなる部分を学んでいきます。

 

それと同時に、人や物を目で追いかける「追視」という力も伸びてきて

それが慣れてくると、音の出る方向へ顔の向きを変えたりできるようになります。

ママやパパが話しかける声が大好きでよく耳を傾けているので、この頃もたくさんお話をしてあげるといいですね。

 

 

生後4ヶ月~5ヶ月頃

生後4ヶ月~5ヶ月頃の赤ちゃんは泣くことが徐々に少なくなってきます。

次第に自分で音(声)を発する機会が増えていきます。

 

この頃は、ママやパパや周りの人の声に反応して言葉を発したり、喃語を使い始めたり

そして、自分の名前を認識し始める赤ちゃんもいてます。

なので、この頃から名前を呼ばれるとそちらに顔を向け反応することがあります。

 

その他にもいろいろな言葉も聞き分けられるようになるので、赤ちゃんの名前をたくさん呼びながら

たくさん語りかけてあげてくださいね。

 

 

生後6ヶ月~8ヶ月頃

生後6ヶ月~8ヶ月頃から離乳食をスタートさせる方が非常に多いと思います。

モグモグと口を動かして食べることによって、口の周りの筋肉や口唇、舌の動きが活発になることから

「マンマン。」や「な~、な~。」など同じ音を繰り返す子音を含む喃語を発することも非常に多くなり

どんどん発音が上手になってきます。

 

また、「マンマンマン。」や「アウアウアウ。」などの母音と子音をつなげて反復すること(反復喃語)も覚え始めます。

 

言葉の発達が早い赤ちゃんの場合だと、7ヶ月頃には「ダダダー。」や「パパパパ。」などの濁音や半濁音も話せるようになってきます。

そして、早ければだいたい8ヶ月頃には「ママ。」と言いだします。

ママにとっては一生忘れられないとっても嬉しい瞬間ですよね(*^-^*)

 

その他に、自然に物の音真似をしたりします。

喃語にはあまり意味がなく、赤ちゃんがひとりでいるときにも「ダダダー。」や「パパパパ。」など声を発していることもよくあります。

また、自分から意図的に声を出して、ママやパパの注意を引こうとする動きも見られはじめます。

 

そして、生後8ヶ月以降になるとママやパパの行動や言葉の真似っこを楽しみながら学習し始めていきます。

 

例えば、「〇〇ちゃんすごいね~。」と言いながら手をパチパチと叩く真似をすると、赤ちゃんもママやパパの真似をして手をパチパチと叩いたりします。

その他に、食事の後に「ごちそうさまでした。」と言って手を合わせると、赤ちゃんも「あーあーあー。」と言って手を合わせたりもします。

 

「ありがとう。」と言って頭を下げればそれも真似するようになったり

「バイバイ。」と言って手を振る動きをすれば、それらも真似するようになります。

 

 

生後9ヶ月~11ヶ月頃

生後9ヶ月~11ヶ月頃になるとだんだん喃語が少なくなってきて、その代わりに自分の意思や気持ちを伝える声を発するようになったり

意思表示をすることが増えたりします。

 

10ヶ月頃になると、取ってほしいおもちゃやものがあれば、そちらを指差しながら「あ~。」、「う~。」と言ったりします。

知らない人や物を見て「あ~、あ~。」と言いながらその人や物をのぞき込んだりと

言葉によるコミュニケーションを取り始めようとする動きがみられます。

 

その他に、身ぶりや手ぶりを使いながら声を出す赤ちゃんもでてきます。

好きな音やお気に入りの言葉を何度も何度も繰り返し発する赤ちゃんもでてきます。

 

この頃は、赤ちゃんの動きに合わせて言葉を代わりに発してあげたりして、動きに合わせて出てくる言葉を引き出してあげるのもいいでしょう。

例えば、おもちゃを渡そうとした時に首を横に振っていたら「いやいや、いらないよね。」というふうに言葉を代わりに発してあげるようにしていくといいです。

コミュニケーションも広がるので、赤ちゃんの動きを言葉にして上手に伝えてあげるようにしましょう。

 

発音できる音(言葉)が増え、自分の意志を伝えることができるのが嬉しくて楽しくなり

赤ちゃんの口からいろいろな音(言葉)が出るようになってきます。

舌を使って「ぱんぱん。」「たたたた。」などの音も出せるようになり、有意味言語(意味のある言葉)の基礎がつくられていくのもこの時期です。

 

この頃になると、自分の名前に反応するようになり、自分の名前を呼ばれると振り向いたり、ニコニコ笑顔になったりします。

ママとパパが赤ちゃんに初めてプレゼントした大切な名前、これを赤ちゃんが認識できるようになったら

親として本当に嬉しくてたまりませんよね(*^-^*)

 

赤ちゃんはママやパパの口真似をしながら明確な音(言葉)をつかんで確立していくので
例えば赤ちゃんが「まんま。」と言ったら、「まんま、いっぱい食べようね。」など赤ちゃんの言葉を繰り返し文にして伝えるようにしていくといいですね。

1歳~1歳半頃

1歳~1歳半頃になると「まんま。」など、異なっている2つ以上の母音と子音を発するようになります。

そしてこれが、次第に有意味語(意味のある言葉)になっていきます。

 

言葉の発達の早い赤ちゃんの場合は1歳になる前から「ママ。」や「ワンワン。」など、1語のバリエーションが徐々に増えていきます。

 

そして、言葉を少しずつ理解しはじめた頃になると、自動車を見ると「ブーブー。」と言ったり

犬を見ると「ワンワン。」などと表現したりすることができるようになっていきます。

 

 

1歳半~2歳頃

1語のバリエーションが増えてくると、「これ、なぁに?」や「ママ、どこ?」といった2語文を話し始めます。

1歳半~2歳頃から3歳くらいまでに、2語→3語と徐々に増えていき、言葉の表現がどんどんと広がっていきます。

 

1歳半~2歳頃には、「ごはん、おいしいね。」や「ママ、行こう。」などの単語と単語をあわせた2語文が作られしゃべられるようになってきます。

 

ママやパパに言われたことを理解できるようになるに連れて、だんだんと言葉が文章になっていきます。

赤ちゃんもママやパパも、このように会話ができるようになると

今以上にカワイイくて仕方がなくなってくるでしょうね。

 

 

赤ちゃんが初めてしゃべった単語ランキング!

面白い記事を見つけました!

赤ちゃんが初めてしゃべった単語(言葉)が、1位から順番に20位までランキングされています。

(   )内はその言葉を、平均で生後何か月に話すことができるようになったか?です。

 

01位|まんま(14.4か月)
02位|はい(15.6か月)
03位|(いないいない)ばー(15.6か月)
04位|ママ(15.8か月)
05位|パパ(15.9か月)
06位|ワンワン(16.4か月)
07位|バイバイ(16.5か月)
08位|ないない(16.5か月)
09位|おっぱい(16.8か月)
10位|ねんね(16.9か月)
11位|よいしょ(17.0か月)
12位|ニャンニャン(17.5か月)
13位|くっく(17.8か月)
14位|たっち(17.8か月)
15位|お母さん(18.1か月)
16位|アンパンマン(18.3か月)
17位|お父さん(18.4か月)
18位|どうぞ(18.5か月)
19位|パン(18.7か月)
20位|いや(18.7か月)

 

予想通り、赤ちゃんが初めて話すことができる「何らかの意味のある単語(言葉)」は、「まんま」が一番です。

しかも、他の言葉に比べて圧倒的に早いですね。

 

「ママ」と「パパ」の順位がほとんど変わらないのは意外です。

 

16位の「アンパンマン」も特徴的です。

子供が最初に夢中になるアニメは、アンパンマンだということがよくわかりますね。

 

引用元:育児ログ

 

 

まとめ

赤ちゃんの言葉の発達のペースは、個人差がとても大きいものです。

この記事で紹介しているのは、あくまでも標準的な言葉の発達の時期です。

言葉の発達が平均よりも遅れているからといって、必ずしも言葉の発達に問題があるというわけではありません。

言葉の出始める時期や発音などが気になったとしても、成長とともにしっかりと言葉を話せるようになってくるということがほとんどだからです。

 

赤ちゃんの身体や運動機能の発達に特に目立った遅れがなく、環境や周囲の刺激に興味関心を示しているようであれば

言葉の発達が少しゆっくりなだけであることが多いため、異常に心配する必要はありません。

 

しかし、生後12ヶ月までに喃語や指さしが見られなかったり、24ヶ月までに二語文がでてこなかったりする場合には

脳や心身の発達の遅れや、聴覚に異常があり言葉の発達が遅れていることもあるので

心配な場合は病院を受診するといいでしょう。

 

赤ちゃんの成長発達は、赤ちゃんひとりひとりペースが違うことを頭ではよく分かっていても

ついつい、他の赤ちゃんと比べて不安や心配を抱えてしまいがちです。

 

特に、言葉の発達過程については、とても目立つことから

「他の赤ちゃんより遅い。」や「そろそろ話し始めてもいい頃なのに、言葉が出てこない。」などとついつい不安を抱きがちです。

言葉の発達過程について正しい知識を身につけて、基本的には赤ちゃんの成長を見守り

そして標準的な発達よりも大幅に遅れた場合には対応を検討することが大切になってきます。

 

いずれにせよ、赤ちゃんが言葉を覚えていく過程はとても早く、意識していなければあっという間に過ぎ去っていってしまいます。

赤ちゃんが成長する喜びを常日頃から感じられるように、毎日忙しく子育てに追われていても

一日一日の赤ちゃんの変化を大切にして見守っていけるといいですね。

 

保育園や幼稚園など、子供が集団で過ごすようになってくると、ついつい周りの友達と我が子を比較して

言葉の遅れをはじめいろいろと気になりだすかもしれません。

ですが、人それぞれ成長には個人差があることを忘れないでください。

 

一番大切なのは、周りの子どもと比較して悲しんで落ちこむことではなくて

我が子がその時に最大限の力を出せるように応援してあげることなんです。

ママやパパやお兄ちゃんやお姉ちゃんら家族が、赤ちゃんの側で一緒に楽しんでいつもニコニコ笑っていてくれたなら

赤ちゃんも安心して、毎日のびのびと成長していくことができると思います。

 

赤ちゃんは、まずクーイングや喃語からことばを話し始めていき、次第に言葉は2語文、3語文と進歩していきます。

ママやパパとコミュニケーションを取ることによって、赤ちゃんの言葉は驚くほど増えてバラエティ豊かになるものです。

 

ママやパパが言葉を教えるというよりかは、赤ちゃんと一緒に遊びながら楽しく言葉を覚えていくことを意識してみてくださいね♪

 

 

 

 

 

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