
こんにちは!
つい先日、娘が1歳を迎えました〜!ぱちぱち。
いやあ、自分史上、こんなに濃厚な1年はあり得ませんでした。初めておかあさん、おとうさんになられた方々は同じようにお感じではないでしょうか。
最初はベッドで寝て泣いておっぱいを飲んでの繰り返し、生理的微笑と言われる微笑みはするものの、感情はほとんど出すこともできなかったのに、今では笑ったり怒ったり、嫌がったり人見知りをしたり、いろんな感情を表すようになりました。
そこでそろそろ気になるのが、「しつけ」。
今まではこちらが機嫌をとったり、危ないものを排除したり、欲しがるものを与えたりしていましたが、いつまでもそうしてばかりはいられませんよね。
保育園に入ったり児童館などで他のお子さんや先生、大人たちとの関わりも増えて行く中で、必要なしつけや教育はいつごろからはじめるべきなのでしょうか。
月齢別に調べてみました!!
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0歳、しつけはまだまだと思いつつも・・?
まずは0歳。まだまだ赤ちゃんで、自分の機嫌ややりたいことを主張するために泣いて表現しますし、しつけなんてまだ早いとお思いかもしれませんね。
しかし、生後6ヶ月ごろから、夜には寝る、朝になったら起きるというリズムが付いてくる赤ちゃんも多いのではないでしょうか。これも実は子供にとってのはじめてのしつけの一つと言えるのかもしれません。
また、1歳に近づくにつれ、「危ないよ!」「だめだよ!」と短く注意すると、ハッと手を止める赤ちゃんも多いかと思います。徐々に大人のいう事を理解している証拠ではないでしょうか。
まだ言ってもわからないと何でも手伝ったり止めたりするよりも、見守りながら子供のしたいようにさせてみて、危ないときなどはしっかり目を見て優しく注意してみるくせ付けをしてもいいかもしれません。
1歳、そろそろしつけを。
1歳を過ぎてくる頃から、どんどん自己主張が激しくなります。
危ないからとハイハイの方向を変えると、だあーーー!と大きめの声で嫌がったり、好き嫌いがはっきりして手で払いのけたり投げたり。これまでとは比べものにならないくらい自我が強くなります。
1歳半ごろからはイヤイヤ期にも突入する子もいるかもしれませんね。
そして、大人のいうこともちゃんと理解する頃。本格的なしつけを始めましょう。
例えば、食べ物を放り投げたり、急に走り出したり、他のお子さんのおもちゃを取ったり。これは自分がやりたい!と思ったことをそのまま行動に起こすがゆえですよね。
それをそのまま「ダメ!」と叱るだけでいいのでしょうか。
まず、行動を制止した上で、「こうしたかったんだね、でもこういう理由でだめだよ」と、しっかり目をみて叱りましょう。子供はわからないと思いがちですが、ちゃんとわかっています。甘やかすだけでもいけないし、理由もなく叱るだけでもよくないものです。それは1歳であろうと同じ。このころからクセ付けをしましょう。
2〜3歳、しっかり理由も伝えること。
2歳にもなると、本当に大人のいう事も理解していますので、よりいっそうなぜだめなのかという理由を伝えましょう。しつけが最も大切な時期とも言えます。ここでは、ケース別での叱り方の例を確認していきましょう。
お友達、他人との関わり
2歳ごろにもなると、保育園や児童館、お買い物時のお友達や大人との関わりも格段に増えます。そこでまず「挨拶」を教えてあげましょう。子供は大人の真似をしますので、まずご自身が積極的に他人への挨拶や声かけを行う事。丁寧で謙虚な態度をとる事が大切です。その積み重ねが子供への大きな影響になるはずです。
また、お友達を叩いた、おもちゃを取ったなどの子供間のトラブルも、相手のお子さんが行ったことも含め、しっかり注意することも大切です。ただしその後は、「これは⚪︎⚪︎ちゃんのだから、こっちで遊ぼうね」「嫌なことをされたら叩くのではなく言葉で知らせてね」など、フォローを忘れないようにしましょう。
危険な行動をしたとき
このころの子供は急に走り出したり、道路や店内で遊びまわったりと自由。パパママも追いかけるのに必死ですよね・・そちらもしっかり注意しましょう。
ただ「ダメ」というのではなく、「転んだら痛いよ」「他の人にぶつかって迷惑をかけてしまうよ」など、理由も伝えましょう。時には、公園など安全なところで存分に遊ばせて、転んでしまったときの痛い思いをしたことを思い出させ、「あのときみたいに怪我しちゃうよ」「迷子にならないように手をつないでおこうね」など、過去の経験から学ばせることも大切です。
食事、公共の場でのマナー
食事など、好き嫌いが多かったり遊び食べが多い子にもそろそろしっかり伝えていきましょう。
たとえばフォークやスプーンで遊ばない、テレビなどに散漫にならない、食べ物を粗末に扱わない、足をあげたり肘をついたりしないなど。苦手な食べ物は調理によって食べやすくしてあげるなど、ある程度はパパママの工夫も必要ではありますが、「これを食べてからテレビを見ようね」など、切り替えをつけてあげましょう。
また、電車やバスの中でも、座席に立たない、大声を出さないなどの基本的なマナーを教えましょう。ここで、「運転手さんに怒られちゃうよ」など、第三者に責任転嫁することは絶対やめましょう。親自身が責任をもって、他人に迷惑をかけてはいけないということをしっかり伝えていきましょう。
4歳以降、パパママがお手本になって
保育園、幼稚園で日頃他のお子さんと生活するようになると、協調性など、他人との関わり方も学んでいくことだと思います。
また、この時期は完全に大人の行動を見ています。
積極的にお片づけをする、お手伝いをする、ものを大切に扱う、丁寧な言葉使い、自分中心ではなく譲り合ったり協力しあって生活するなどのことは、おうちの人の習慣が子供にも知らず知らずのうちに根付いています。
夫婦間の行動や会話も含めて、子供に恥ずかしくないか、いちど見つめ直してみてください。
小学校に進むと、時間割での行動管理になります。適応できるよう、少しずつ意識できるといいですね。
行き過ぎたしつけになっていないか振り返って
さて、子供はそれぞれの性格があり、一概には上記のようなしつけ、叱りが適しているとは限りません。
ゆっくり理解していく子もいれば、言わなくても要領をつかめる子もいます。それを親が自分勝手に枠にはめたり決めつけたりは絶対にしないようにしましょう。
さらに、なんでもかんでも叱り過ぎていないか、暴力になっていないか、理不尽になっていないか、自分に余裕がなくなっていないか、ときどき振り返ってみましょう。
行き過ぎたしつけはやがて「虐待」とよばれることもあるかもしれません。その境界線は実に曖昧なものです。
自分は大丈夫だと過信せず、パートナーやご家族、親しいお友達から客観的にみてもらうことも必要です。
まとめ・子供にあったしつけで親も一緒に成長しましょう
しつけは必ず必要です。周りの子供と比べず、その子にあった方法できちんと向き合っていきましょう。
子供は親をちゃんと見ています。ただし、家庭内の狭い常識に子供を押し込めず、世間と関わりながら子育てができるといいですね。
もし悩むことが多ければ、市役所などで保育士さんを始め専門家の方々を紹介していただくことも可能だと思います。一人で悩まないようにしてくださいね。
子供は宝ものです。みんなで協力しあって育てていけるといいですね。