
とうとう、我が家にもやってきてしまったー!(泣)
「魔の2歳児」と呼ばれる、2歳前後からはじまる「イヤイヤ期」の到来!
「いつまで、イヤイヤ~。って言っているのー?」
「どうしたら泣き止んでくれるのー?」
「ちゃんと、ママの話を聞いてー!」
「もう・・・、どうしたらいいの~~~?」(泣)
なんてことに、なったことはありませんか?
ママやパパの言っていることが、まだまだちゃんと理解ができない小さな子ども。
そんな小さな子どもに、どのように対応したらいいのか?
その対処方法が、よくわからないママさん達もいらっしゃるかもしれません。
なにをするにしても「イヤイヤ~。」なこの時期。
ママやパパも、ついついイライラしたり、うんざりしたりすることも多くなってしまいますよね。
でもこれって、小さかった子どもに自我が芽生え始めて、自分の考えを主張できるようになってきたという
「成長の証」なんですよね。
頭ではわかってはいるけれど他の子どもさんと比べた時に、うちの子の反応が鈍くてひどすぎるのでは…?
ものすごくわが子の対応がしんどいんだけど、これってわたしだけなの…?
わたしってちゃんと子育てができていない…?
と感じて、悩んでしまうことがあるかもしれません。
そんな不安を存分に抱えものすごく悩んでいる時に、見ず知らずの人達に
「この子どもの育て方がなっていないな~。親はちゃんと子育てをしているのかしら?」
なんて指摘をされたりしたら・・・
世間の目も大変気になりますし、自分の育て方が悪いのか?ととても不安になり
もう、本気で自信をなくし、悲しくて悲しくてやりきれない気持ちになってしまいますよね。
そして、そんな不安がいつの間にかイラだちに変わってしまって
ついつい感情的になり、必要以上に子どもを怒ってしまうこともあるかもしれません。
そんな、「イヤイヤ期の癇癪(かんしゃく)。」がうちの子はひどいからどうしたらいいの?
わたしの子育てって間違っているの?
と感じて悩んでいるママさん!
・どうして、わが子がこんなにもイヤイヤが激しいのか?
・何をイヤがっているのか?
・どんな対処方法をすれば効くのか?
・子どもの気持ちを少しでもわかってあげたい。
・そして、誰にどのように相談をしたらいいのか?
などをご紹介し、少しでも気持ちが楽になっていただければ嬉しいです。
Contents
イヤイヤ期のひどい子の特徴って?
もちろん個人差はありますが、ひどい子の特徴を挙げてみますね。
・全く言うことを聞かない
・ママやパパの言うことに何でも「イヤイヤ~。」を言い続ける
・延々と泣き続ける
・大声を出して泣く
・泣きわめく
・奇声を発する
・癇癪をおこす
・暴れる
・物を投げる。壊す
・噛みつく、叩く
その他にも、イヤイヤ期のひどい子の特徴として、自分の気持ちを自分の言葉でうまく表現ができないために
自分の頭や体を叩いてしまったり、壁や床に頭突きをしたりする子どももいます。
上の子の時に、よく市が開催している親子交流サロンに毎回通っていたのですが
そこで、自分の思い通りにならないと、自分の頭を壁におもいっきりぶつけている子どもさんがいました。
全く、泣きわめいたりといった癇癪は一切おこさず、イヤイヤが始まると急に壁に突っ走っていって頭突きをするものですから
とてもビックリしたのを、10年以上経った今でも覚えています。
もちろん、その子どもさんのママさんは「どう対応したらいいのか?」をずっと悩んでおられました。
この子どもの行動や、それを防止することができない自分が恥ずかしいから
こういう親子交流サロンに通うのも自粛しようかと考えておられるほどでした。
この子どもさんやママさんの気持ちを考えると、とても痛々しい気持ちになったのを覚えています。
あんまりにイヤイヤがひどすぎる時…。
そんな時は、こちらの記事をチェックしてみてください。
子どもへの対処方法
では、具体的な対処方法をご紹介していきますね。
ぜひ、参考にしてみてください。
子どもの気持ちを受けとめてあげる
一体なにをしたいのか?
何がイヤなのか?
ということを、とにかく聞いてあげます。
泣いていてよくわからなくなっていても、とりあえず聞いてみましょう。
まだ言葉でのキャッチボールが難しい時には、二者択一で「YES」もしくは「NO」のどちらかで返事ができるようにしてあげると
子どもも答えやすくていいですよね。
あとは
「〇〇って思ったの?」
「〇〇であってるかな?」
って、子どもの気持ちに寄り添って聞いてみてください。
そして、子どもの気持ちが理解できたときには
「そうなのね~、〇〇したかったのね。」
「〇〇のときは、〇〇ってやったらいいんだよ~。」
「〇〇って言って教えてくれたら嬉しいな。」
という風に、子どもの思っている気持ちと言葉とを結びつけてあげて、理想の行動を促すようなお声掛けをしてあげられるといいですよね。
行動やシチュエーションを変えてみる
なだめてみたり、話を聞いてみたり、いろいろと努力をしても全く効いてくれない時は
行動やシチュエーションを変えてみるのも、ひとつの手段です。
延々とイヤイヤ~。って泣き叫んでいたとしても、途中からなんで自分は泣いているのか?がわからなくなってくる時があります。
そんな時には
「一緒に買い物に行こうか~。」
「積み木で遊ぼうか~。」
「よし!晩ご飯を一緒に作ろうか~。」
という風に、子どもの興味のあることやものに気持ちを切り替えさせてあげることがオススメです。
この時に、ついついやりがちなことは「ものでつる!」ということです。
「このおやつをあげるから、〇〇しようね。」と交換条件を出してしまうと
次からは、それを期待して動くようになる可能性があります。
あくまでも、子ども自身がわけがわからなくなった時に気分転換をしてあげるっていうことが目的ですので
「ものでつる」というやり方はやめるようにしましょう。
癇癪をおこしていない冷静なときにこそ、いっぱいほめてあげる
日頃から、子どもの良いところを見つけては、ほめてあげるということはとても大事なことですよね。
かと言っても、ついついダメなところばかりに目がいってしまい、もしかしたらガミガミと怒っていることの方が多いのかもしれません。
お着替えを頑張った。叩かなかった。大声を出さなかった。など、大人が当たり前にできると思っていることでも
細かく気づいてあげては、ほめてあげることが大事です。
正しいことをした!頑張った!ことをほめてあげることを繰り返し続けると
いけないことをして注意されることが、より心に響きやすくなるのです。
当たり前のことですが、ほめられたいという気持ちの方が、叱られたくないという気持ちよりも勝って
それが、子どもの心を育ててくれます。
イヤイヤ期の子どもをほめるなんて、なかなか難しいことかもしれませんが
(気づけば、いつもイヤイヤ言ってますからね(^^;))
探せば、何かしらあるものなんですよ。
イヤイヤ言うってことは、自分でできることが増えていってる「成長の証」でもあるので
今までできなかったことが、自然とできてたりするって大変嬉しいことですよね。
そしてママやパパも、ほめることを探そうとすることで子どもの良いところに目や気持ちが自然と向いていくので
子どものイヤイヤに対して、とても寛容に受け止められることが増えてくると思います。
そうすることによって、ママもイライラが減ってきて、子どもも癇癪が自然と減っていきます。
だまされたと思って、一度試してみてください。
ですので、ほめられる行動をしたときには、全力でほめてあげることを忘れずに♪
イヤイヤ期の記事はこちらもチェックしてみてください。
お母さんがノイローゼにならないための対処方法
なんでうちの子は、こんなにもイヤイヤが酷いんだろう?っていうやるせない気持ちと
私の子育てのやり方が間違っているの?
ちゃんと、対応できていないのは私だけ?っていう自責の思いと
このままでは、周りの人にたくさん迷惑をかけてしまうのでは?っていう脅迫めいた気持ちが強くなり
必要以上に、人様の前で子どもを厳しい目で見てしまったり、キツク怒鳴ってしまったりしてしまう方も中にはいるかもしれません。
ですけど、これではお母さんにとっても精神衛生上とてもよくない状況になりますよね。
子どものイヤイヤに遭遇すればするほど、どうしたらいいものか?がわからなくなってしまい
とても悲しくなり、ときには自分のイライラに歯止めがきかなくなることもあるかもしれません。
でも、こういう時だからこそ、お母さんとして本当の意味での成長ができる時期でもあるかもしれませんよね。
下記の対処方法を一度試してみてください。
きっと、お子様に合った対処方法が見つかると思います。
誰かに相談をしてみる
ママ友や自分の親に相談してみるのもいいかもしれませんね。
あとは、地域の子育て支援センターや、自治体の定期健診の時にでも
看護師さん・児童心理士さん・保健士さん・保育士さんなど
子どもの気持ちや育て方に関する専門的な知識がある方に相談すると、スッと気持ちが楽になることもあります。
それ以外にも、保育園や幼稚園に通っている方は、いつも長時間子どもを見てくれている先生に相談して
的確なアドバイスをもらうのもいいかもしれませんね。
一歩引いてみる(深呼吸してみる)
これは、イライラとする瞬間や怒りの感情がぐつぐつと沸いてきた時にオススメの方法です。
子どもに何か言葉をぶつける前に、数秒間だけでいいので一歩引いてみたり
その場で深呼吸してみたりしてください。
少し時間を空けると、ちょっとは気持ちが落ち着くものです。
少しでも冷静になってから対応することで、イライラしている気持ちを直球でぶつけたりしなくてすみます。
「アンガーマネジメント」という怒りをコントロールする方法があります。
イライラしたら6秒数えましょう。そうすることで、イライラや怒りの頂点はだんだんと冷めていくと言われています。
『アンガーマネジメント×怒らない体操 たった6秒で怒りを消す技術』
「まあ、いっかぁ~。なるようになるかぁ~。」って割り切ってみる
わが子と、自分と、周りにいる人たちに危険が及ばなければ
少々のことは「まあ、いっかぁ~。なるようになるかぁ~。」って割り切ってみましょう。
もちろん、子どもをほったらかしにするというわけではなくて
最善を尽くした上で「まあ、いっかぁ~。なるようになるかぁ~。」って割り切るのです。
例えば、子どもが泣きわめいている時に理由がわかるのであれば、きちんと対応してあげてください。
しかし、子どもの条件をどうしてものめないような時などは、子どもの気持ちを一旦受け止めてから
どうしてできないのか?という理由を、丁寧に諭すことも必要です。
それでも、どうにもならい時は「わかったよ~、どうしても泣きたいのね~、よし!好きなだけ泣いていいよ~。」
というあったかい気持ちで見てあげてください。
ママがどっしりと構えて、子どもの気持ちを受け止めて、そばで見守ることも時には必要なのかもしれません。
延々と泣いていたとしても、それが一生続くわけではありません。
気が済むと、何事もなかったかのようにケロっとするものです。
これって、子どもの気持ちを受け止めてあげられるママさんの忍耐力と
メンタルを保つことが必要になってきて、本当に大変なことです。
ですけど、ご自身の気持ちを楽にするためにも
「やれるだけのことはやったし、まあ、いっかぁ~。なるようになるかぁ~。」と考えてみてください。
子どもは親の思い通りにはならないのが当たり前だー!と開き直ってみることも大切なことなんですよ。
まとめ
子どものイヤイヤ、そしてひどい癇癪って、とても大変でいつも一緒にいるママさんにとっては本当に疲れますよね。
でも、そのひどいイヤイヤや癇癪はママのせいではないんですよ。
子どもの持って生まれた個性というものは、必ずあります。
毎日の子どもの様子や行動の前後などをしっかりと観察してみると、もしかしたらなにかしらのパターンがあるのかもしれません。
ひどい癇癪が止まらないからといって、発達上に問題がない場合もあります。
その子に応じた対応の仕方がそれぞれにあるので、それを見極めてママもしんどくならない程度に対応することが一番ですね!
そして、しんどいときや辛いときにはひとりで抱え込まずに、ママ友や親、そして地域の専門機関に相談することもいいかもしれません。
大変なこの時期は一人で頑張らずに、アドバイスが欲しいときや助けを求めたいときは、周りの人たちを利用することも大切です。
絶対にひとりで抱え込まないようにしてくださいね。
ママが笑顔でいれば、子どもも自然と笑顔になりますよ♪