こんにちは!2歳の女の子ママのASAKOです。

 

毎年、7月7日にある「七夕」

日本に古くからある伝統行事です。

 

笹の葉に願い事を書いた短冊を飾ってお祝いする日。

去年、保育園に通っていた4歳クラスの女の子が、

自分のママに、「どうして七夕にお願いごとするの?誰が叶えてくれるの?」と聞いているのを耳にして、ドキッとしました。

 

うちの子はまだその時1歳なので、何も言いませんが、子供が大きくなるとそんな疑問もぶつけられるかも…。

 

その女の子のママは「ん~…なんでだろね…」とやはり、わからない様子でした。

私も、子供に聞かれても「なんでかなぁ…」と言って困ってしまうと思います。

 

せっかくなら、行事の意味を知って、子供にしっかり教えれるようにしたいもの。

 

そこで今回は「七夕の由来と意味」をご紹介します!

七夕の由来

「七夕」は「たなばた」「しちせき」とも読まれ、昔から行われている伝統行事です。

1年間の重要な五節句のひとつにもなっています。

  • 人日(じんじつ)の節句(1月7日)
  • 上巳(じょうし)の節句(3月3日)
  • 端午(たんご)の節句(5月5日)
  • 七夕(しちせき)の節句(7月7日)
  • 重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)

 

 

七夕の由来にはいくつかの説があります。

下の3つの行事が合わさってできたというのが有力な説です。

  • おりひめとひこぼしの伝説
  • 中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」
  • もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」

 

おりひめとひこぼしの伝説

  • 織女星(こと座のベガ):裁縫を司る星
  • 牽牛星(わし座のアルタイル):農業を司る星

 

中国では、7月7日の夜に、

この2つの星が最も光が強く見えることから、2つの星が天の川を渡って出会うという伝説がありました。

 

天帝の娘・織姫はとてもキレイな布を織る働き者でした。

娘の結婚相手を探していた天帝は、働き者の牛使い・彦星を織姫と結婚させることにしました。

 

次第に仲むつまじすぎる二人は、仕事を怠け天の川で遊び呆けるようになってしまいました。
怒った天帝は、二人を天の川の両岸に引き離し年に一度しか会うことを許さなかったとされています。

 

 

乞巧奠(きっこうでん)の風習

中国の昔の行事からきた風習です。

「乞」は願う

「巧」は巧みに上達する

「奠」はまつるという意味です。

 

織姫は「織」姫というだけあって、機織りや縫製の象徴でもありました。

そんな織姫さまにあやかり、機織りや縫製が上達するようお祈りする風習が生まれました。

時が経ち、やがて縫製だけでなく、

芸事や書道、そして今では様々な願い事をする風習に変化していきました。

これが、現在の短冊に願い事を書く由来となっています。

 

 

「棚機(たなばた)」が「たなばた」の語源

どうして「七夕」が「たなばた」と読むのか知っていますか?

 

昔の日本の禊(みそぎ)の行事として

「乙女が着物を織って棚にそなえ、神様を迎えて秋の豊作を祈る」

という神事がありました。

 

その乙女を「棚機つ女(たなばたつめ)」

そして着物を織る、織り機を「棚機(たなばた)」

と言っていました。

 

時が流れ、この行事がいつしかお盆を迎える準備として「7月7日の夜」に行われるようになりました。

これが、現在の「七夕」を「たなばた」と当て字で読む由来になっています。

 

 

このように、複数の神事や伝説・風習が重なり、現在の「七夕」となりました。

どうして笹を飾るの?

冬でも緑を保ち、まっすぐ育つ生命力にあふれた笹竹には、昔から不思議な力があると言われてきました。

神聖な植物ゆえ、「災厄を水に流す役目」「神様を迎える役目」があるとされてきました。

 

お正月の門松には、神様が降り立つ目印になるという役割があります。

七夕の笹も、同じ役割。

みんなの願い事を神様が見つけてくれる目印になっているのです。

 

また、ぐんぐんと伸びる若竹に、子供たちへの成長の思いを込められたとも考えられています。

 

七夕を分かりやすく解説!

複数の神事や伝説・風習が重なり、出来上がった「七夕」

その由来を詳しく話そうと思うと、大人でもちょっと混乱します。

ですので、子供向けにかいつまんで説明します!

 

  • 織姫と彦星のお話

「愛し合っていた織姫と彦星は、だんだん働かなくなり、怒った王様によって離れ離れにされてしまいました。

あまりに泣く2人を少しだけ可哀そうに思った王様は、年に1度、7月7日の夜にだけ会う事を許しました。」

 

  • お願い事をするのはなぜ?

「どうして短冊にお願い事をするのかと言うと、「織姫」はお裁縫の神様でした。

昔の七夕はお裁縫が上手になりますように、というお願い事だけだったんだ。

だけど、それがだんだんと色々なお願い事をしてOKなお祭りになったんだよ。」

 

  • だれにお願いごとをするの?

「織姫様だよ。

もともとは自分の能力の上達を願うお祭りだからね。

だからお願い事は、○○が食べれますように、とか○○をしたい!とかのお願いより、○○が上手くなりますように、とかのお願いのほうがいいよ。」

 

  • 笹に飾るのはなぜ?

「笹の葉に短冊を飾るのは、神様に見つけてもらいやすくするため。

笹は、冬でも枯れずにまっすぐ伸びる特別な植物。

笹にお願い事を飾ることで神様が見つけやすくするんだよ。」

 

     

    いかがですか?

    かな~り、かいつまんでご紹介しました。

    七夕は、色々混ざり合っているので説明が難しい行事ではあるんですよね。

    短冊の色にも意味があった!

    短冊って1色だけじゃないですよね。

    笹の葉に飾られている短冊はどれも色とりどり。

    でも、実はそんな短冊の色に意味があったって知っていましたか?

     

    短冊の色はなんでもいいって訳じゃないんです。

     

    「赤・青・黄・白・紫」

    の5色と決められています。

     

    昔の中国から、七夕の風習が日本に広まった当初は、短冊を飾る風習はありませんでした。

    その代わりに飾られていたものが五色の糸

     

    七夕は元々は「縫製の上達を祈るお祭り」でした。

     

    その後、5色の糸が、布となり、今の紙の短冊へと変わっていきました。

    ちなみになぜ5色なのかというと、

    陰陽道において自然を表す「五行説」というものが由来になっているから。

    陰陽五行説とは、古代中国の「木、火、土、金、水の五つの要素が、この世のものすべての根源である」という説です。

    五行の色は、それぞれの自然の色の特徴を表しています。

    五行の色の意味
    ・赤 ⇒ 炎をあらわす「火行」
    ・青 ⇒ 木をあらわす「木行」
    ・黄 ⇒ 大地をあらわす「土行」
    ・白 ⇒ 大地に埋まる金属をあらわす「金行」
    ・黒(紫) ⇒ 命をあらわす「水行」

    黒は最も高貴な色とされてきました。

    ただ、黒はお祝い向きではないとして、今では紫の短冊が一般的です。

    七夕の食べ物は何がある?

    子供の日には、「ちまき」

    ひな祭りには「ちらし寿司」や「ひなあられ」など

    行事事に伝統的な食べ物というのがあります。

     

    では、七夕には何を食べるのが一般的なんでしょう?

     

    実は「そうめん」なんです!

    そうめんの細い麺を糸に見立てて

    ・そうめんが天の川に似ている→「恋愛成就」
    ・そうめんが織姫の織り糸に似ている→「健康成就」

    ※そうめんの原料の小麦には毒を消すという言い伝えがあるそうです。

     

    七夕にそうめんを食べる由来となった詳細はこちらの記事に書いています~。
    ぜひチェックしてみてくださいね。

     

    七夕の歌詞と意味

    季節の行事ごとに、それぞれ有名な歌ってありますよね。

     

    七夕の歌って、みなさん何を思い浮かべますか?

    また、歌詞の意味って知っていますか?

     

    じつは、七夕の歌と歌詞をよく知らない人がほとんど。

    職場の新米ママ10人中、だ~れもキチンと知っている人はいませんでした。

     

    これでは、子供に聞かれたときに答えれませんよね。

    子供に聞かれる前に、少し七夕について知っておきましょう!

     

    七夕の歌で一番有名なのが、

    「ささの葉 さ~らさら~」で始まる歌。

    「たなばたさま」と呼ばれる歌です。

    「たなばたさま」は、1941年(昭和16年)3月に文部省発行の「うたのほん 下」に掲載された唱歌です。

     

    そんな「たなばたさま」の歌詞はコチラ!

    たなばたさま
    ささの葉さらさら
    のきばにゆれる
    お星さまきらきら
    きんぎん砂子(すなご)五しきのたんざく
    わたしがかいた
    お星さまきらきら
    空からみてる

     

    「のきば」とか「砂子」とか「五しきのたんざく」とか意味不明!な言葉が出てきます。

    ちょっぴり長くなるので、歌詞の意味についてはコチラの記事をチェックしてください。

     

    まとめ

    いかがでしたか?

    現在では「なぜだろう?」と思う事でも、由来や意味を紐解いていくと、「なるほど」と思う事ばかりですね。

    子供と一緒に過ごす、七夕の夜。

    そうめんを食べながら夜空を見上げてみるのも涼しげでいいですね☆彡

    七夕の夜は、晴れてみんなの願いが天に届くことを祈っています。

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