
今やベビーグッズの定番となったスタイ。
出産祝いでもスタイはよく贈られたりしますよね。
では、そのスタイって何枚くらい用意しておけばいいのでしょう?
今回は「スタイ」に関する色々なギモンをご紹介します!
Contents
そもそもスタイってなに?
スタイとはもともと「よだれかけ」と言われていたもの。
赤ちゃんの首元にかけるもので、ヨダレや吐き戻しなど様々な汚れから服を守ってくれます。
赤ちゃんには必須と言っていいほど重要なアイテムです!
今では色々な種類のスタイが売られており、機能性だけでなくファッションの一部として最近は着けられることも多いです。
離乳食が始まる月齢になると、食べこぼしの汚れ防止として大活躍します。
防水のお食事スタイなどもあり、月齢と用途に合わせた使い方ができます。
スタイを使う時期は?
スタイを使う目的は、赤ちゃんのよだれなどから服をカバーしてくれるものです。
では、赤ちゃんのよだれはいつから出始めるのか?
実は、産まれてすぐの新生児ってよだれがほとんどでないんです。
赤ちゃんのよだれは、一般的に生後3ヶ月~4か月頃から増え始めると言われています。
ですので、スタイを使い始める時期も、生後3か月頃からで十分です。
生後7ヶ月頃を過ぎる頃には、おもちゃを噛むようになったり、離乳食が始まるので更によだれが増えると考えられています。
スタイの使用時期について詳しくはこちらの記事をごらんください~。
参考:『赤ちゃんのスタイはいつから必要?スタイの種類と選び方。1日何枚必要?』
スタイは1日に何枚必要?
スタイの必要枚数は、
- よだれの量
- 離乳食
によって大きく異なります。
そこで赤ちゃんの月齢に合わせて、1日のスタイ必要枚数をご紹介していきますね。
新生児
新生児はよだれが出ないので汚れの原因は「吐き戻し」のみ。
スタイ枚数は、1日平均0~3枚ほど。
吐き戻しが全くない赤ちゃんもいれば、授乳後必ず毎回吐いちゃう子も…。
吐き戻しする場合は、スタイを着けて汚れ対策するのが有効ですが、自分で身体をうまく動かせない赤ちゃんはスタイによる窒息がちょっと怖いです。
ですので、新生児の場合スタイはお母さんの目が届く範囲で着けてあげてください。
夜間はお母さんも流石に眠いので、スタイは着けずに赤ちゃんの下にバスタオルを敷くなどして吐き戻し対策をしてください。
赤ちゃんの窒息事故と事故がおこりにくいスタイ選びについてまとめた記事はこちら。
参考:『窒息に要注意!寝るときスタイは外してる?新生児によくある事故』
生後3ヶ月~4か月
スタイを本格的に使う時期はこの頃から。
最初の汚れは「よだれ」「吐き戻し」です。
この頃は1日平均2~5枚くらい。
吐き戻しが多い赤ちゃんならスタイも多めに必要ですが、この頃はよだれもまだそんなにダラダラ出ません。
スタイはよだれなどでベトベトになると必ず取り替えてあげてください。
取り替えないで1日中放おっておくと、カビが生える原因になってしまいます。
生後5ヶ月~6か月
離乳食がはじまる時期です。
この頃の汚れは「よだれ」「食べこぼし」
よだれ用スタイが1日平均3枚~10枚。
お食事用スタイが1日平均1枚~2枚。
この頃が1番よだれの量も多くなり、離乳食もはじまるのでスタイの量が1番多くなる時期です。
よだれ用のスタイとは別に、お食事用スタイも必要になってきます。
離乳食は固形ではなくスープ系がメインなので食べこぼしポケットがついているものがオススメですよ。
また、シリコン製のお食事スタイは洗濯しなくて済むのでお母さんはラクチンですが、首に当たる感触をイヤがる子も多いので要注意です。
生後8ヶ月
離乳食はもぐもぐ期に。
この頃の汚れは「食べこぼし」がほとんど。
よだれも出る子はいますが、だんだん少なくなる傾向に。
よだれ用スタイが1日平均3枚~8枚。
お食事用スタイが1日平均1枚~2枚。
離乳食もだんだん固形になってきますので、スタイがでろでろに汚れることも少なくなってきます。
1歳以降
よだれはほとんど出なくなります。
汚れは「食べこぼし」のみ。
よだれ用スタイが1日平均1枚~5枚。
お食事用スタイが1日平均1枚~2枚。
この頃になると、うちの子の場合よだれ用スタイは必要なし。
ご飯のたびにシリコン製のお食事エプロンを着けるだけでした。
しかし、よだれが多い子は2歳くらいまで出ます。
よだれが多いことは問題ではないので、気長に様子をみてあげてください。
1日何枚スタイを使った?購入時期は?先輩ママの体験談
実際にスタイを使っていた枚数と経験談を先輩ママたちに聞いてみました。
■めちゃめちゃ可愛いスタイを見つけた時だけ購入してました。
あとは貰い物でなんとかなったので結局5枚ほどしかスタイは持ってませんでした。(2歳女の子ママ)
■1番よだれの多い時期で1日10枚使っていました。
冬だと、洗濯してもなかなか乾かないので途中で追加購入。
合計で25枚ほど持ってました。(4歳女の子ママ)
■スタイは自分で買ったのは0枚、もらい物で4枚でした。
うちの子はヨダレが少ないタイプだったようでミルクを吐くこともほとんどありませんでした。
出産祝いでおしゃれなスタイをたくさん頂いて使える日をとっても楽しみにしていたのですが、なかなか出番はきませんでした…。
お出かけの時にしていた程度かな~。
(5歳男の子ママ)
■うちの子はよだれが全然でない子だったので1日1枚~2枚で十分でした。
でも可愛いのを見つけては思わず買っていました。笑(4歳男の子ママ)
■1時間ごとに取り替えて1日8~10枚ほど。
毎日洗濯して回せるならストックは20枚くらいでしょうか。
湿ったままにしておくのは雑菌が繁殖して皮膚トラブルになるので多いにこしたことはないと思います。(3歳男の子ママ)
スタイの種類と選び方
スタイの種類はとっても豊富。
形だけでなく、素材も様々です。
それぞれの特徴を理解して、使い分けていきましょう。
ガーゼ
ガーゼの特徴は生地の柔らかさ。
洗うたびに柔らかさが増してくるので、赤ちゃんのお肌にもとっても優しい素材です。
吸水性もよく、スタイの素材にはバツグンですが、欠点は生地の薄さ。
ガーゼ素材を選ぶときは、ガーゼが重ねて作られている「ダブルガーゼ」のスタイを選ぶといいですよ。
リネンコットン
麻(リネン)と綿(コットン)で織られた生地で、スタイによく使われている素材です。
綿よりも吸水性がよく、乾きが早いという特徴があります。
丈夫な素材なので、洗濯する回数が多くても長持ちしますよ。
オーガニックコットン
3年以上合成化学物質を使用していない農地で、合成化学肥料を使わずに育てられたものが「オーガニックコットン」と呼ばれます。
化学合成物質を使用していないため、繊細な赤ちゃんのお肌にいいとされています。
アレルギーやアトピー持ちの赤ちゃんにオススメです。
コットンなので、吸水性もよく乾きも早いのが特徴です。
オーガニックコットンについて詳しくご紹介した記事はこちらです↓
『オーガニックコットンは何故良いのか?オーガニックコットを使用したおすすめベビースタイ』
パイル
糸がループ状になって織られているパイル生地。
よくタオルに使われている素材ですね。
タオル地に使われているだけあって、吸水性はバツグン。
また、とにかく丈夫な素材なので、洗濯を繰り返しても生地が傷みにくいです。
ビニール
折りたためるので、持ち運びしやすく外出時のお食事スタイとして便利です。
ビニールなので、撥水性はもちろんバツグン。
服に食べこぼしなどの汚れを一切通しません。
シリコン
食器と一緒に水洗いでき、早く乾くのでお食事用スタイとして便利。
食べこぼしも、しっかりキャッチしてくれます。
欠点は、デザインによってはかさばりやすいので、外出用としては不向きなところ。
家で使うお食事スタイとして使うといいですよ。
お出かけ用おすすめスタイ
スタイは赤ちゃんの短い期間しかつけれないアイテムです。
せっかくなら可愛いスタイをつけてあげたいですよね。
そこで、テンションがあがるおすすめスタイをご紹介します。
もこもこスタイ
パイル生地で吸水性バツグンのスタイ。
よだれが多い時期でも、しっかり服をカバーしてくれます。
少し大きめサイズなので、ハイハイ時期で動き回るお子さんでも安心。
ダブルガーゼのまぁるいスタイ
前だけじゃなく、横もしっかりガードしてくれる、丸い形のスタイ。
色展開も6種類あり、シンプルなのでコーディネイトにも合わせやすいです。
素材はダブルガーゼ。
厚みもあり、赤ちゃんのお肌にも優しい柔らかい素材です。
お名前刺繍も出来るので、世界で1つだけの特別なスタイになりますよ。
スムースニットの日本製スタイ

しっとりした肌触りの、柔らかく伸びがいいスムースニットを使用。
日本の職人さんが1枚1枚心を込めて作っている、ふわふわのシフォンが女の子に人気のスタイです。
男の子フォーマルスタイ
フォーマルな雰囲気の男の子用スタイ。
蝶ネクタイがとっても可愛いです。
記念日やお祝いの席にぴったりのスタイ。
まとめ
スタイの必要枚数は、赤ちゃんのよだれによってかなり変わります。
よだれの量には個人差があるので、先に大量に購入するよりも、赤ちゃんの様子を見て成長とともに買い足していったほうがよさそうですね。
また、寝る時は外したり、湿ったらこまめに取り換えることを忘れないようにしてあげてくださいね。
スタイの素材は、お肌が荒れやすい子なら、柔らかいオーガニックコットンやガーゼを選んだほうがよさそうです。
毎日使うベビーアイテムなので、上手に活用して楽しい育児に役立ててください。