子どもが2歳頃になると

・どれくらいの言葉を話すことができるようになるのか?

・周りのお友達たちの言葉の進み方はどんなものなのか?

が、多かれ少なかれ気になってくるママさんも多いことかと思います。

 

平均的に、二語文を話すことができる子どもが多くなってきますが

その一方で、なかなか言葉が出ない子どもも中にはいます。

 

言葉が、何の問題もなくスラスラと出てくる子どもを間近で見ていると

「うちの子まだ全然だけど大丈夫なのかしら?」と心配になってきますよね。

 

当たり前ですが、言葉の発達のスピードには個人差があります。

しかし、あまりにも言葉の発達スピードが遅いと、子どもの発達に何か問題があるのでは?

と不安になってきますよね。

 

そこでここでは、2歳児の言葉の発達目安や、遅れているのでは?と感じたときに考えられる遅れの原因

そして、言葉を促すおすすめの方法や対応方法についてご説明していきます。

日々の関わりで、何かしらの目安があるとママさんも確認できますし、安心しますよね。

 

 

2歳の子どもは一体どれくらい話せるようになるの?

一般的には、子どもは1歳頃に初めて言葉を発するようになります。

そして、1歳半~2歳頃にはニ語文を話し始めます。

そして、3歳頃までには三語文が話せるようになるといわれています。

 

しかし、2歳頃の言葉の発達には大きく個人差があり

ママやパパや大人との会話が、ある程度できるようになる子どももいれば

ひとつの単語を、いくつかしか話せない子どももいます。

 

しかしその場合でも、自分の意思・意見を身振りや手振りを交えて

伝えようとしているような行動があれば、発達に問題はないと言われています。

 

 

発達の目安と言葉の語彙数は?

発達の目安としては、2歳頃の子どもは、マンマ、ブッブー、くつ…など

日常の生活の中からいろいろな単語を覚えていきます。

 

特に「ワンワン、いた。」「マンマ、ちょうだい。」「パパ、バイバイ。」など

その場で目にしたことや感じたこと、そして、伝えたいことなどを話し始めます。

日常の出来事を中心にして、つながる2語の文章ができてくることが多いようです。

 

子どもはこれまで頭の中で単語をたくさん蓄積していたので

それらを、ママやパパとの会話の中でその言葉の意味を頭の中で理解して

そして、単語をつなげて文章にして発するようになっていくのです。

 

早い子どもでは、2歳半頃から少しずつ3~4語をつなげて文章として発する子もいます。

しかし、その反面ママやパパが言っていることを頭の中で理解して行動に移すことはできるのですが

それを、言葉として発するのが難しく少し遅くなるというケースも特に珍しいわけではありません。

3歳が近づく頃になると、さらに形容詞や動詞などの理解も進んで、表現や発する文章が急速に広がっていきます。

そして、同時期に

「これなぁ~に?」「どうして〇〇なんだろう?」といった疑問文も増えていきます。

 

余談ですが・・・

私が3歳の頃(40年以上も前のことですが( *´艸`))

両親に教えてもらったことですが、「これなぁ~に?」「どうして〇〇なんだろう?」といった疑問文を

言葉を発する度に投げ掛けていたらしく、両親から

なぁ~にちゃん。」とあだ名で呼ばれていました。ww

 

話は戻りまして(^^)

2歳くらいの子どもは、平均的に使える言葉の語彙数はだいたい300語くらいまで増加すると言われています。

そして、2歳半を過ぎる頃には語彙数が500語くらいに増え

それらを上手く繋げて、文章にすることができるようになります。

 

 

言葉を話さない、言葉に遅れが出る原因は?

言葉の発達は個人差が大きいので、2歳になったからといっても

ほとんど言葉を話さない子どもも中にはいてます。

 

そこで重要になってくることは、何をどんなことが話せるか?ということよりも

ちゃんと言葉が理解できているか?ということです。

子どもの言葉の発達が少し遅れていたとしても、ある程度コニュニケーションがとれている場合は

特に心配する必要はないということなんです。

 

他の子どもと比べて自分の子どもの言葉の発達が遅いと、ついつい心配になるママやパパは多いと思います。

ですけど、2歳で言葉をあまり発さなくてもあまり心配する必要はないということがわかります。

 

そこで、子どもの言葉の発達が遅かったり、なかなか子どもが言葉を話さなかったりする理由には

下記のようなケースが考えられますので、そちらをご紹介していきます。

 

 

子どもの個性

身体を動かすことが好きな子どももいれば、お話をすることが好きな子どももいます。

そして、静かに本を読むことが好きな子どももいれば、口数の少ない子どももいます。

 

つまり、子どもの顔がひとりひとり違うというように、子どもの言葉の発達も人によって個人差があるということです。

 

 

男の子と女の子の脳の作りが違う

よく聞くのが、女の子よりも男の子のほうが、言葉の発達は比較的ゆっくりだと言われています。

実際の男女の発達の差は、1~2ヶ月程度と言われており、月齢が1歳4ヶ月頃であれば

男の子が約30語、女の子は約50語ほど話すことができるというのが目安になってきます。

 

言語を理解するときに、女の子は左脳と右脳の両方を使います。

そして、男の子は左脳のみを使っていると言われています。

このように、言葉の発達には脳の働きの違いも関係しているのかもしれませんね。

 

 

言葉を理解していても、それらを発することができない

ママやパパが「〇〇を取ってくれる?」「お風呂に入ろうか?」など、具体的な指示を伝えた時に

その指示に合った行動を取ることはできるけれど、その行動に合った言葉だけが出てこないというケースもあります。

 

これは、頭の中に大量の言葉を蓄積していても、それらを上手く言葉として発することができないということですが

ちゃんと言葉が理解できているのであれば、特に問題はありません

 

 

言葉を話す必要性を感じていない

これは、非常によくあることですが、ママやパパが先回りをして子どもが欲求していることを代弁してしまっている

ケースです。

そんな時は、子どもが言葉を発する必要性を感じにくくなっているのかもしれませんね。

 

 

言葉を話すことよりも先に上達したいことがある

言葉を使って、ママやパパや周りの人とコミュニケーションをとるということよりも

おもちゃで遊んだり、お絵描きをしたり、身体を動かしたり、と他のことの方に興味があり

夢中になっているケースがあります。

 

言葉を話すということの優先順位が低いがために、言葉の習得が遅くなると言われています。

 

 

テレビやインターネットを使う頻度が高い

近年とても多いのが、テレビやスマートフォンなどを見続けていることが多く

親子が一緒に遊ぶ時間が少なくなっている傾向が、非常に高くなってきていると言われています。

 

乳幼児の頃からテレビやスマートフォンなどを見続けていると

次第に、コミュニケーション能力の低下などの影響が出てくることがありますので

なるべくテレビやスマートフォンなどの視聴を控えたり、食事中はテレビをつけたりスマホを見たりしないことを

家庭内でルール化することをオススメします。

 

 

耳の聞こえが悪い?

生まれつき聴力が弱いなど、耳の聞こえが悪いがために言葉の発達が遅れるというがあります。

あとは、耳垢や異物が異常に詰まっていて難聴を起こしかけているというケースもまれにあります。

ですけど、ママやパパが発する言葉が聞こえなかったとしても、その状況を自ら察知して

ママやパパの指示にちゃんと従う子どももいます。

 

子どもを後ろから呼びかけても反応が鈍かったり、反応がなかったりした場合は、耳の聞こえが悪いのでは?

ということを疑いましょう。

そして、早めに病院で受診することをオススメします。

 

 

舌が短いなど口の構造の問題

2歳~3歳の子どもが、うまく話せなかったり、片言になってしまったりするケースには

舌小帯短縮症(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)(※1)である場合も考えられます。

舌小帯短縮症の場合は、乳児期の頃には母乳や哺乳瓶で哺乳することが困難であると言われています。

昔は、舌の下を少し切って外科処置をしていましたが、最近ではそれが癒着して悪化することが考えられているので

切るという外科処置は、なるべくしないようにという風潮があるようです。

これらの心配がある場合は、口腔外科を受診してみてください。

 

<舌小帯短縮症(※1)とは・・・>

舌を上に持ちあげると、舌の裏側の真ん中辺りに舌の奥から先のほうに向かって

すじ状にみられるものを「舌小帯」と言います。

この舌小帯が生まれつき短かかったり、舌の先端に近いところに付いていたり、

あとは、下あごの前歯の内側の歯肉近くにまで 伸びていたりすると、舌の動きが悪くなります。

このような状態を「舌小帯短縮症」(ぜつしょうたいたんしゅくしょう)といいます。

先天性のものと、手術や外傷などによる後天性のものとがあります。

 

 

2歳児の言葉の発達が遅いときの対応方法

2歳児の言葉の発達を促すためのコツを、いくつかご紹介していきます。

 

物の名前をその時その場ですぐに教える

子どもが興味をもっているものや好きなものを中心にして

ママやパパが、その都度言葉にして教えてあげましょう。

 

「おはな、キレイだね。」

「ワンワン、かわいいね。」など

実際に、一緒に見て、聞いて、触ったりすることによって、目の前にあるものを理解していくように促しましょう。

 

 

積極的に声をかける

子どもと一緒に行動をするときは、なるべくママやパパが積極的に話しかけるようにすることをオススメします。

 

一緒にご飯を食べるているときは「ハンバーグ美味しいね。」「お腹いっぱいになったね。」

お散歩に出掛けるときは「おひさまがまぶしいね。」「ワンワンが走っているね。」

などというように、その時の状況に合った言葉掛けをしてみてくださいね。

 

 

子どもの発した言葉にきちんと反応する

子どもが何か言葉を発したら、その度にきちんと反応を示してあげるようにしましょう。

そうすることによって、子どもは自分の話をきちんと聞いてくれていて嬉しい

と感じて安心感を得ることができます。

 

こういった言葉でのコミュニケーションが楽しいということがわかると

積極的にどんどん話そうという気持ちになっていきます。

子どもの発する言葉がなんとなく理解できなくても、子どもの発言を真似してみたり

「うんうん。それで?」と相槌を打ったりして、会話が楽しいということを伝えることが大切になってきます。

 

 

子どもの要求を先回りしない

ついついやってしまいがちですが、ママやパパが何でも先回りして子どものお世話をしてしまうと

子どもが言葉を話すタイミングや機会をなくしてしまうことが考えられます。

子どもが自ら自分の要求を出せるような状況を作るためにも、親が先回りしないで

子どものペースをじっと待ってあげることも大切です。

 

 

自分が話せないといけないということに気付かせる

なかなか話さない、言葉が出てこない・言葉の発達が遅い子どもの中には

自分が話さないといけない!ということに、気付いていない子どももいます。

ママやパパや周りの大人が、必要以上に子どもにたくさんの言葉を発している場合

子どもは、それを聞くだけで自分が話さなくてもいいケースになっていたりします。

そういう場合は、子どもが自ら自然と大人に話しかけられるように

大人は話さずに子どもが話すのを、ちゃんと待ってあげるということが大切ですよね。

 

 

子どもがうまく言葉にできない感情を言葉にしてあげる

例えば

・美味しいものを食べたときには・・・「ハンバーグ美味しいね。」や

・子どもが転んでケガをしたときには・・・「ケガをして痛かったね。」など

子どもが表情には出しても、それをなかなか言葉でうまく表現ができない感情を

ママやパパが言葉にして代弁してあげてください。

 

そうすることによって、感情に対しての言葉の表現を徐々に覚えていきます。

 

 

無理に言葉を引き出そうとしない

子どもに早く話せるようになって欲しいという強い気持ちから、ついついやってしまいがちなことは

「これは何かな?」「あれは誰かわかるかな?」という言葉を、子どもから引き出すような言葉かけを

ついついやってしまうことがよくあるかもしれません。

ですけど、親が子どもに無理に働きかけてしまうと、子どもにとってはそれが強いプレッシャーになってしまうこともあります。

子どもの自分で自分から話したいという気持ちを大切にするためにも

子どもの口から自然と言葉が出てくるのを待つという作業も必要になってきます。

 

 

絵本を読み聞かせる

絵本は、表現力や想像力を養うのに昔から非常に良いとされています。

一緒に絵本を楽しむことで、親子のコミュニケーションも取ることができます。

 

また、絵本を読んでいる中で、今まで知らなかったお花や動物や色やものの名前を知るというきっかけにもなります。

繰り返しのリズムを一緒に楽しんでみたり、「○○はどこにあるのかな?」と質問形式にすることによって

今まで知らなかった言葉の世界を広げてあげるのもいいですよね。

 

 

リズム体操をする

歌詞の内容に合わせて手をパチパチ叩いてみたり、踊ってみたり、しゃがんでみたり、寝転んだみたりするリズム体操は

一連の動きによって、脳がとてもよく刺激される効果が非常に期待できます。

そして、これらは何かを感じたときに言葉で発するという反射ということにもつながっていきます。

 

 

テレビやインターネットを見せたまま放っておかない

これも、ついついやってしまいがちなことですが、次のようなことに注意してみてください。

テレビやインターネットの視聴時間は、1日1~2時間までというルールを徹底させましょう。

ママがバタバタと家事をしていて子どもの相手ができない場合などは、テレビやインターネットを見せっぱなしにしないで

ときどき、「何が映っているのかな?」とか「〇〇面白いかな?」とか声を掛けてあげてくださいね。

 

まとめ

2歳は、言葉の成長が著しいと言われています。

ですので、言葉の発達に対してママやパパはついつい敏感になってしまいがちですよね。

自分の子どもが、他の子どもと比べて少し言葉の発達が遅い?と感じると

ついつい何か発達の上で問題があるのではないかな?と心配になってしまうと思います。

しかし、当たり前ですが言葉は身体と同じで、子どもひとりひとりに個人差があるのです。

 

2歳頃の子どもであれば、あまりたくさんの言葉を話せなくても、必要以上に心配する必要はありません。

2歳の時に全然話せなくても、3~4歳頃になると急にペラペラと話しだすというケースも珍しくないからです。

 

話しかけた言葉を理解できていたり、こちらからの語りかけにきちんと反応ができていれば

何ら問題はないので、心配しすぎずに長い目で成長を見守ってあげられるように心掛けましょう。

成長を促してあげるのはとても良いことですが、他人と比べて一喜一憂しないことが一番大切です。

ですが、少しでも気になることや不安になることがあれば、かかりつけの小児科のお医者さんや保健師さん

保育園の先生、市区町村の専門機関の方達などに気軽に相談することをオススメします。

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