赤ちゃんのしゃっくりは可愛いですよね。

でも、あまりに続くと「苦しくないかな?」と不安になりますよね。

夜中にしゃっくりが原因で眠れなくて大泣きすることもしばしば…。

今回は、そんな赤ちゃんのしゃっくりについてご紹介します。

しゃっくりは放置してOK!

基本的には、放置しておいても大丈夫です。

自然に止まるのを待ちましょう。

 

はじめてのママには、しゃっくりをしている姿が苦しそうに見えるかもしれません。

大人と比べると、しゃっくりをする回数や時間が長いので何か病気かもと思ってしまう気持ちもわかります。

 

しかし実は思っているほど赤ちゃんは苦しさは感じていません。

 

頻繁にしゃっくりしていても、普段通りにミルクや母乳を飲めているなら問題ありませんよ。

新生児のしゃっくりが多いのはどうして?

そもそもしゃっくりって何が原因でなるんでしょう?

しゃっくりの原因は、肺の下・胃袋の上あたりにある「横隔膜(おうかくまく)」という筋肉。
このうすーい膜が刺激を受けて、痙攣することでしゃっくりが起こっています。
これは赤ちゃんも大人も同じです。

しかし、赤ちゃんの身体はまだまだ筋肉が十分に発達していません。

そのため、横隔膜を使った腹式呼吸をしています。

しかも呼吸は1分間に50回ほどと、大人の2倍も行っています。

ですから、体の働きが忙しい分、しゃっくりも大人より多くでやすいのです。

 

ちなみに大人がしゃっくりを起こす原因は「食べ過ぎ」や「早食い」をした時が1番多いようです。

では、赤ちゃんのしゃっくりの原因は、なんなんでしょう?

原因は主に2つ考えられます。

 

 

原因1.  母乳やミルクを飲んだ時

授乳後にしゃっくりをする赤ちゃんが多いと言われています。

新生児はまだミルクを飲むのが上手ではありません。

ですので、ミルクを飲むときに空気も一緒に飲んでしまい、横隔膜を刺激して、しゃっくりを起こしてしまうのです。

 

 

原因2.  身体が冷えるとしゃっくりがでる

生後3か月までの赤ちゃんは体温調節が苦手です。

身体が冷えてしまい、それが横隔膜の収縮に繋がり、しゃっくりがでてしまうのです。

ですので、赤ちゃんの身体が冷えないように、室内の温度をこまめに確認し、衣類の調節もしてあげてください。

 

しゃっくりで泣いた時の対策

新生児の赤ちゃんはしゃっくりしても苦しくはないけれど泣いてしまうこともあります。

原因はおそらく、眠いのにしゃっくりが出てしまい、眠れなくてグズグズしてしまうんだと思います。

そんな時の主な対策は3つです!

 

 

1.おむつを替えてあげる

少しの刺激にも敏感な赤ちゃんは、おむつが濡れている場合でも、よくしゃっくりします。

原因は、濡れたおむつで身体が冷えるから。

身体が冷えると横隔膜が収縮して、しゃっくりがでやすくなるのです。

ですので濡れたおむつを替えてあげると、おさまりますよ。

 

 

ゲップをさせる

母乳やミルクを飲むときに一緒に空気も飲み込んでしまい、お腹が膨れて、それがしゃっくりの原因に繋がることも。

ですので、お腹の空気を抜く、つまりゲップをさせることでしゃっくりもおさまります。

 

 

母乳またはミルクを飲ませる

適温の飲み物を身体に入れ、内側から横隔膜を刺激することで、しゃっくりがおさまります。

たくさん飲ませなくて大丈夫です。

ほんの少し飲ませるだけでアッという間に収まりますよ。

 

うちの子の場合も、ほぼ100%といっていいほどこれで収まりました。

大人がしゃっくりの時に水を飲んでしゃっくりを止める方法と一緒ですね。

 

母乳やミルクを飲んで、吐き戻してしまう子はこちらの記事も参考にしてください~。

参考:『新生児の吐き戻し対策にはスタイが有効。スタイの種類と選び方』

新生児のしゃっくりでNGな対処法

大人と違い赤ちゃんはデリケート。

大人では有効なしゃっくりの止め方でも、赤ちゃんにとってはNGなことも。

NGな止め方をご紹介します。

 

 

うつぶせに寝かせる

まだ寝返りが出来ない月齢の赤ちゃんのうつぶせ寝は危険です。

SIDS(乳幼児突然死症候群)発症の危険性があります。

また、呼吸ができずに窒息してしまう危険性も考えられます。

 

 

大量に水を飲ませる

しゃっくりを止めるのに、水を大量に飲ませるのもNGです。

赤ちゃんの身体はまだ未熟ですので、身体に負担をかけてしまいます。

また、水道水をそのまま飲ませるのは避けてください。

水道水にはトリハロメタンといわれる発がん性物質が含まれているからです。

水道水を飲ませる場合、10分ほど弱火で煮沸して、冷ましてから少量飲ませてあげてくださいね。

 

 

くしゃみをさせる

大人の場合、こよりを作って鼻を刺激したらしゃっくりがおさまる…とよく言いますが、赤ちゃんにはあまり関係ありません。

ただ赤ちゃんがイヤがるだけですので、やめてあげてくださいね。

 

 

驚かせる

「わ!」と驚かせたらしゃっくりがおさまった。と大人には有効な手段かもしれませんが、赤ちゃんの場合、本当にびっくりするだけです。笑

余計泣いてしまうことになりますので、意味はないでしょう。

しゃっくりはいつまで続く?

個人差はありますが、生後4か月頃になると徐々にしゃっくりの頻度が減ってきます。

生後6か月頃には、ほとんどしなくなりますよ。

 

月齢とともに、身体の機能も成長してくるので、ちょっとした刺激ではしゃっくりがでにくくなってくるんですね。

 

また、首や腰がすわってくることで、上手にげっぷもだせるようになってきます。

そうすると、胃の中の空気を出すことが出来るので、胃が横隔膜を圧迫することも減ってきます。

 

赤ちゃんの頃のしゃっくりは呼吸の練習にもなり、肺が丈夫にもなります。

ですので、大切な成長過程のひとつなんですね。

生後半年過ぎるといっきにしなくなりますので、それまで見守ってあげていてください。

しゃっくりと一緒にこんな症状が出ると注意!

しゃっくりが出ていてもいつもと同じ様子なら大丈夫ですが、中にはちょっと注意したほうがいいしゃっくりも。

半日以上しゃっくりが止まらない
何度も吐く
大量のよだれがでる
ママが特定の食べ物を食べた時にしゃっくりすることが多い

上記の症状が出る場合は、一度病院に行ったほうがいいかもしれません。

 

しゃっくりと一緒に、大量のよだれや吐き気を伴う場合「逆流性食道炎」の可能性があります。

 

また、母乳のママの場合は、ママが食べた物に対する「アレルギー反応」である可能性もあります。

例えば、大豆やチョコレート・小麦粉・卵などです。

ママが特定の食べ物を食べた時にしゃっくりがでていないか考えてみてください。

離乳食期の赤ちゃんの場合は、しゃっくりと一緒に「湿疹」「くしゃみ」「鼻水」「目の充血」などのアレルギー症状が出ていないかも確認しましょう。

 

また、ごくまれにですが、2日以上しゃっくりが続く場合は「難治性しゃっくり」という神経系の病気の可能性があります。

 

その他にも、しゃっくり以外に「ぐったりして元気がない」「おっぱいやミルクを飲まない・飲む量が減った」などの症状があれば小児科を受診してみてください。

そんな場合は、肺炎やお腹の炎症で横隔膜に膿がたまっている可能性も考えられます。

 

また、赤ちゃんの鼻づまりにも注意してください。

鼻が詰まったままの状態で、しゃっくりを頻繁に繰り返していると、呼吸が乱れ呼吸困難になる可能性も。

鼻づまりをなおすにはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

参考:『赤ちゃんが鼻づまりで寝れない!原因と解消方法について』

ママのお腹の中でもよくしゃっくりします

ママの胎内でしゃっくりをよくしていた子は、産まれてからもしゃっくりする頻度が高いとか。

うちの子もまさにそれで、妊娠8か月ころからなんだかお腹がよく動くな。。。と思っていました。

胎動とも違う感じで、胎動よりも小さく、一定のリズムでまるで痙攣しているような感じでした。

それが毎日10回以上の頻度でなるのです。

お医者さんに聞いてみると「それは赤ちゃんのしゃっくりだよ」と言われました。

お腹の中でこんなにしゃっくりしていて平気なのかと心配になりましたが、胎内にいる赤ちゃんがしゃっくりする原因は肺呼吸の練習をしていたり、排泄物などを横隔膜を使って体外に出しているとも言わています。

ですので、しゃっくりの回数が多くても平気なんだとか。

まとめ

  • 基本、しゃっくりは放置でOK!
  • あまりに続くようであれば「母乳かミルクを少量飲ませて」しゃっくりを収める
  • しゃっくりしながら、ぐったりしたり食欲がない場合は小児科へ!

しゃっくりしていても、いつもと同じ様子であれば不安になる必要は全くありません。

赤ちゃんのうちのしゃっくりは自然なことです。

大人になればそんなしゃっくりする機会もなくなるので、赤ちゃんのうちのかわいいしゃっくりをどうせなら動画に収めておくのも手ですよ!笑

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