七夕のイベントが近づくと、笹の葉にいろいろなものを飾りたいと思いますよね。

笹飾りに飾るものは、いろいろありますがどんなものをかざれば良いのでしょうか。それぞれのかざりの意味と共に学んでいきましょう。

なぜ笹に飾りをつるすの?

なぜ笹に飾りつけをするようになったのでしょうか。

 

これは、笹の性質が大きく関わっています。

 

笹は病気もすることなく生命力がつよいと言われています。

また、ほかの植物のように枝分かれしたりすることなく、真っ直ぐに空にむかって伸びていきます。

そのことから、笹は天にいる神様に最も近い存在の植物として、昔から神事に使われてきました。

 

七夕では、お願い事をより神様に届きやすくするために、笹を用いたと考えられています。

 

 

短冊を飾るようになった由来はこちらの記事で詳しく書いています~。

七夕の笹飾りに飾るものはどんなものがあるの?

江戸時代頃、商売繁盛や無病息災、技芸の上達を願い笹に飾りをしていたそうです。

 

七夕の日に飾る笹飾りには、どんな飾りがあるのでしょうか。
主に飾られるものを下記に記載しています。

  • 吹き流し(ふきながし)
  • 紙衣(かみごろも)
  • 短冊(たんざく)
  • 投網(とあみ)
  • 折鶴(おりづる)
  • 屑篭(くずかご)
  • 巾着(きんちゃく)

代表的な飾りとしては、7種類の飾りがあるんですね。
他にもアレンジを加えて、おり姫様とひこ星様や、お星さまを飾る人もいます。
たくさん飾ると華やかになるので、楽しい笹飾りを作るにはぴったりですね。

では、続いてそれぞれの飾りの意味について学んでいきましょう。

 

七夕飾りの意味や由来は?

吹流し(ふきながし)

おり姫様は糸を織っていました。その織り糸を象徴しています。
織姫様が使う糸を表し、吹き流しを飾ることで、織物や裁縫が上手になるようにと祈願されて飾られました。
織姫様は、とても織物が上手だったんですね。

吹き流しの上にはくす玉が飾られることが多くあります。くす玉は中国では、中に薬草を入れることで魔除けとして用いられました。
日本では中国と同じように、魔除けの意味を持つものではありません。
くす玉は七夕飾りで有名な、岐阜県の仙台七夕祭りが発祥の地とされています。
庭に咲く大きなダリアの花を見て、吹流しと組み合わせることを思いつきました。

とても華やかな色の組み合わせが、評判になり全国に広がっていきました。

紙衣(かみごろも)

紙で形どった着物のことを紙衣といいます。
持った布を神様に捧げることで、裁縫が上手くなるようにと願われていました。
折り紙で簡単に着物を折ることもできます。
神様に捧げることができるように、笹飾りのなるべく高い位置に飾られます。

 

短冊(たんざく)

七夕に飾るものとして、1番初めに思い浮かべるのが短冊ではないでしょうか。短冊は、願い事を書く長方形のカラフルな紙をイメージしますね。
しかし昔は、書道が上手くなるようにと願われ、この葉の裏に和歌が書かれていました。
現代は様々な願い事が短冊に描かれます。
願い事は何でも書いても良いと思っている人も多く、宝くじが当たりますようにと言った願い事も書かれます。
昔の人がしていたように、短冊には神様にお願いするのではなく、自分が努力する目標を書きましょう。

投網(とあみ)

折り紙を細くカットし、ネットのような形にしたものを見た事はありませんか。
これは天の川かと思っていましたが、実は魚を捕る漁に使う投網をイメージしたものだったんです。
投網を使って魚をとると、一気にたくさん取れることから、幸せをたくさん掴み取るという意味が込められています。

折鶴(おりづる)

昔、鶴は1000年、亀は10000年生きるとされていました。そのことから、長生きできるようにと願いを込められ、折り鶴を飾りました。
折り鶴は現在でも、願いを叶えるために千羽鶴などが作られますね。

屑篭(くずかご)

たくさんの笹飾りを作る際には、ゴミが出てしまいます。他の飾りを作った際に出てしまうゴミを集めてくずかごに入れました。
片付けをする清潔や倹約の心を育むための願いが込められた飾りです。
出てしまったゴミを集めて、ゴミまで大切に思う心からゴミ箱を飾るとは斬新ですね。

巾着(巾着)

きんちゃくは昔お財布代わりとして使われていました。
商売繁盛を願い、節約し貯蓄しお金を無駄に使わないように、きんちゃくの口は紐でしっかりと結ばれています。

 

 

その他飾ってみたいもの

上記では、七夕飾りに必要な7つの飾りについて説明させていただきました。

他にも飾りを作りたい場合、どんなものを作れば良いのでしょうか。

 

七夕には絶対これをしなければならない!という決まりはありません。

 

オリジナルの七夕飾りを作ってみましょう。

 

<おり姫さまとひこ星さま>

ピンクのイメージでおり姫さま、水色のイメージでひこ星さまを作られるかたが多くいます。

笹の飾りに、ものばかりでなく可愛らしい人も飾られていると可愛さや親しみがアップしますね。

なにで作らなければならないといった規定はないので、折り紙で作ったり、粘土や人形でも問題ありません。

オリジナルのおり姫さまとひこ星さまを飾ってあげましょう。

 

<お星さま>

おり姫さまとひこ星さまについで人気があるのがお星さまです。

お星様の飾りをしておくと、一気に七夕らしさが出ます。

小さな子供でもお星さまが大好きなので、お星さまを飾ると人気No.1になれるかもしれませんね。

 

<お花>

くす玉にダリアを用いたように、カラフルにするためにお花を用いてもかまいません。

折り紙で作る花、造花、本物の花をつかって飾り付けするのもおしゃれですね。

 

 

七夕にはきまりがないので、みなさんも自由に笹かざりアレンジをしてみてください。

 

まとめ

七夕の笹に飾られるものにはこんなにちゃんとした意味があったんですね。

自分の技術が上達するために祈願された飾りが多く、自分が飾るときもこっそりお願い事をしながら飾るとよいですね。

かざりをたくさん飾り、よくばりになりすぎないように、屑かごや巾着を飾ることで欲深い心を制御することも大切ですね。

 

神様に届くようにしっかり意味を考えながら飾りつけを楽しみましょう。

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