
こんにちは!2歳の女の子ママのASAKOです。
そして現在、2人目妊娠中でもあります。
私は初めての出産のときは、子宮口が開かずに出産に40時間もかかりました…^^;
今回はそんな私の体験談をご紹介します!
Contents
子宮ってどこのこと?
臨月になると、検診が週に1度のペースに。
その時に「子宮口柔らかいね」「〇cm開いてるね」と言われると思います。
では、子宮口ってどこのこと?
子宮口とは、赤ちゃんが出産時に通るゲートのようなものです。
出産前はまだまだしっかり閉じられていますが、お産の準備が進んでくると自然と開いてきます。
ただ、開き具合は個人差があります。
ですので、子宮口が柔らかい人と、子宮口が硬い人がいるのです。
子宮口が硬く閉まったままだと、お産は進められません。
子宮口が開かないってどういうこと?
出産予定日が近づくと、ママの子宮口は少しずつ柔らかくなってきます。
陣痛が始まると、ホルモン分泌の影響でさらに柔らかくなります。
赤ちゃんが産まれる直前には10cmくらいにまで開くのが一般的です。
しかし、予定日を過ぎても子宮口が硬いままの状態が続くと、陣痛が始まってもお産がスムーズに進みません。
そうなると、分娩が長引いて難産になるリスクがあります。
ちなみに先輩ママの体験談はこちらの記事をチェックです。
子宮口が開かない原因って?
なら、どうして子宮口が開きやすい人・開きにくい人がいるんでしょうか?
はっきりとした原因はわかっていないのですが、子宮口が開きにくい人の傾向があるようです。
初産婦
やはり経産婦に比べて、初産婦は子宮口がかたい場合が多く、子宮口が開きにくいといわれています。
個人差はありますが、陣痛が始まって子宮口が全開になるまで、
平均して初産婦は10~12時間、経産婦は5~6時間かかるそうです。
2倍近くも差がありますね!
高齢出産
赤ちゃんが産まれるときの産道は、骨である「骨産道」と筋肉である「軟産道」で出来ています。
子宮口も「軟産道」。
つまり筋肉の一部です。
この軟産道が平均よりも固く、伸びが悪い状態を「軟産道強靭(なんさんどうきょうじん)」と言います。
高齢出産では軟産道強靭のリスクが上がるといわれています。
精神的な不安やストレスがある
子宮口は筋肉の一部。
ですので、やはり極度の緊張状態にあると、筋肉も硬くなってしまいます。
お産にはリラックスが一番重要。
妊娠後期は、あまりムリはせず自分が一番リラックスできる状態を心がけておくと筋肉もほぐれてきますよ。
子宮口が開かない時どうするの?
子宮の開きがあまり良くなくても、陣痛を自然に待つのが一般的です。
ただし、予定日を2週間以上超えると「過期妊娠」になってしまいます。
「過期妊娠」になると、羊水の量が減っていき赤ちゃんが呼吸できなくなるのでとても危険な状態になります。
ですので、予定日2週間を超える前に病院側は対処していきます。
では一体どんな処置をされるのでしょうか?
内診でぐりぐりされる
出産予定日が近くなると、妊婦検診の時にお医者さんが子宮口を指や器具で「グリッ!」と刺激することがあります。
ちょっと「痛い!」ってなるくらいの痛さなんですが、それよりも突然されるのでびっくりするんですよね。笑
あれも実は立派な分娩誘発方法の一つです。
「卵膜剥離(らんまくはくり)」といい、子宮の下部から卵膜を引きはがして子宮の収縮を促す方法です。
バルーン
分娩の日程が決まっている「計画分娩」などでは、器具を使用して子宮を柔らかくすることもあるようです。
まず、しぼんだ状態のバルーンを子宮の入り口にセットし、中に生理食塩水を入れて徐々に膨らませていきます。
風船が膨らむことでだんだんと子宮口が広がっていき、その流れで出産を促します。
…なんだかこう聞くとお腹の中で風船を膨らませるなんて…!
と、恐怖を感じる人もいるかもですが、痛みは陣痛よりもマシだそうですよ。
陣痛促進剤
陣痛促進剤(じんつうそくしんざい)はその名の通り「陣痛」を「促進」する薬です。
子宮収縮を促して、陣痛を引き起こし、赤ちゃんを外に出しやすくします。
陣痛がなかなか来ない場合や、子宮口がなかなか開かなくて長時間分娩になると微弱陣痛になりやすいので、そうなった場合に使用されます。
陣痛促進剤についてまとめた記事はこちらをチェックしてみてください。
帝王切開
陣痛促進剤を使用しても中には効きにくい人もいます。
そうなった場合、ママや赤ちゃんの健康状態によっては「緊急帝王切開」になることもあります。
下半身にだけ効く麻酔を使用するのが一般的ですが、緊急で時間に余裕のない場合、全身麻酔になることもあります。
あまり心配しすぎることもないですが、もしもの時に帝王切開の可能性もある、ということだけ知っておきましょう。
子宮口の開き方と出産の流れ
では、子宮口が何cmなら出産できるのか。
何cmならどれくらいの痛さになるのか、表にまとめてみました。
子宮口 | ママの状態 | 病院の対応 |
・子宮口は0~3cm
・陣痛は5~10分間隔 |
お腹が規則的に痛くなります。
ちょっと強い生理痛のような痛み。 「あいたたた…」くらい。 まだまだ携帯を見たり、寝転びながらTVを見る余裕があります。 |
まずは病院に電話しましょう。
「今から来て」と言われる場合もありますが、陣痛の具合によっては「まだまだ自宅で大丈夫」と言われる場合も。 実際病室にいてもTVも見れないので暇なんですよね…。 |
・子宮口が3~7cm
・陣痛は2~5分間隔 |
この頃になると痛みがだいぶ強まってきます。
「んがぁ~~~~!!!」と叫びだしたくなる痛さ。 私はあまりの痛みで吐いてしまいました^^; |
一般的には、病室や陣痛室で過ごします。
病院によっては、陣痛室と分娩室が一緒のところも。 数時間おきに、血圧や体温をはかったり、内診で子宮口の開き具合と赤ちゃんの下がり具合をチェック。 |
・子宮口が7~9cm
・陣痛は1~2分間隔 |
子宮口が全開になるまであと少し!
叫んだり、何かにつかまっていきみ逃しする人が多いです。 なるべく深い呼吸でリラックスしましょう! このころ破水が起こることが多いようです。 |
数時間おきに、血圧や体温をはかったり、内診で子宮口の開き具合と赤ちゃんの下がり具合をチェック。 |
子宮口全開! | 助産師さんのOKが出たら、いきんでください。
声を出さないほうが上手くいきめますよ。 目をしっかり開けて、あごを引いて、タイミングよくいきみましょう。 方法やタイミングなどは助産師さんがしっかりアドバイスしてくれるので大丈夫です! |
陣痛室から分娩室に移動します。
病院によっては、陣痛室と分娩室が一緒のところも。 分娩監視装置で赤ちゃんの心音と収縮具合を確認します。 |
妊娠中に子宮口を柔らかくする対処法
妊娠中に子宮口を柔らかくする方法は色々あります。
ぜひ試してみてくださいね。
あぐら
臨月に入ったら、股関節を柔軟にするストレッチをしてみましょう。
誰にでもできる「あぐら」がおすすめ。
あぐらの姿勢は股関節の柔軟性を高め、産道の広がりをスムーズにしてくれるでしょう。
普段から座るときはつねにあぐらを意識してみてください。
あぐらをするときは全身の力を抜いて、リラックスすることを心がけると良いですよ。
ウォーキング
妊娠36週以降は、適度な運動をするのがおすすめ。
ウォーキングはお産に必要な体力をつけてくれます。
長時間の出産を経験してわかりましたが、お産って本当に体力勝負!
疲れたり、お腹が張ってきたりしたら、すぐに休むようにしましょう。
無理せずゆっくり歩くことが大切です。
スクワット
スクワットも、おすすめの体操。
股関節の柔軟性を上げ、骨盤を緩め、産道を開きやすくしてくれることがあります。
大きなお腹や腰に負担をかけないように、スクワットは手すりにつかまったまま行ったり、壁に背中をつけて行ったりすると良いですよ。
無理はしないでくださいね!
雑巾がけ
私の母の世代は、臨月になったら雑巾がけを毎日してたんだとか。
四つん這いの姿勢は、股関節を柔軟にして子宮口を柔らかくしてくれることがあります。
また、陣痛が始まった後で、四つん這いの姿勢を取ると腰痛が緩和されたというママもいますよ。
実際やってみると、腰の痛さが四つん這いの姿勢の時はましなんですよね。
四つん這いの脚の開き方は、赤ちゃんが下りてくるのを手助けするともいわれています。
ただ、長時間四つん這いでいると、膝が痛くなるので注意しましょう。
冷えを改善する
身体の冷え性は血行を悪くし、筋肉や身体を強張らせてしまいます。
冷えは万病のもと!
手先や足などの末端から温めて、硬くなった身体の筋肉をほぐすようにしましょう。
ラズベリーリーフティー
ラズベリーの葉から作られたハーブティーです。
産院でサンプル配布するほど勧めているところもあるとか。
ラスベリーハーブの特性で、「子宮を柔らかくする効果」があるんだそうですよ。
ハーブティーをゆったりした気持ちで飲んで、リラックス効果も期待できそう。
まとめ
いかがでしたか?
「子宮口かたいね~、まだまだ時間かかるね」と言われるとかなりガックリきてしまいますよね。
そうならないためにも、妊娠中からできることを心がけましょう!
私も1人目出産のときは、ウオーキングくらいしかしていませんでしたが、2人目出産の今回は色々試してみようと思います!
まずは冷え対策をばっちりして、スクワットやあぐらなど、簡単なストレッチから初めていきたいと思います!
みなさんも、よいお産になりますように☆彡