
こんにちは。2歳の女の子ママのASAKOです!
今回はママが一度は悩むであろう子供の「鼻づまり」がテーマです。
鼻水がつまると呼吸も苦しそうだし、早くなんとかしてあげたいって思いますよね。
とくに小さい赤ちゃんは自分で鼻もかめませんし、自宅で対処するのも限界があるし…。
そういう時、病院に行こうとして「耳鼻科」にいったらいいか「小児科」に行ったらいいか迷ったことはありませんか?
鼻水は耳鼻科だし…でも子供ならとりあえず小児科に行ったほうがいいのかな?
そんなギモンを解決いたします!
Contents
赤ちゃんは鼻づまりになりやすい?
そもそも、赤ちゃんは大人よりも鼻腔がとても小さく、鼻が詰まりやすいもの。
しかも赤ちゃんには鼻の中を守ってくれる鼻毛がないため、敏感で少しの刺激でも鼻水が出るようになっています。
私も、子供が産まれて1ヶ月めの検診の時に、産婦人科の先生に「赤ちゃんの鼻が詰まっていて心配なんです」と聞きましたが
「鼻水で窒息することはまずないからそんな心配しなくていいよ」と軽い調子で言われました。
まぁ考えてみたら口でも息できますもんね…。
ですので赤ちゃんが元気そうなら、基本的に病院に行く必要はありません。
ただ、赤ちゃんがぐったりしていたりおっぱいやミルクを飲まない場合は一度病院に連れて行きましょう。
鼻水が「黄色」「緑色」の場合は細菌やウイルスが原因かも
引用元:こそだてハック
鼻水が黄色や緑色になっていたら細菌またはウイルスに感染している可能性があります。
じつは子供の鼻水の90%はウイルス性と言われています。
また、鼻水だけで熱が出ていない状態でも、あとから発熱する可能性があるため、早めに病院に相談しておく方が安心ですよ。
とくに子供は中耳炎になりやすいので、中耳炎になってからでは治るのにも時間がかかってしまいます。
鼻水が透明のばあいは、「気温の変化」が原因であることが多いです。
その場合は、基本的に病院には行かなくてもいいですが、鼻水が耳にいって中耳炎にならないように、こまめに吸引してあげてください。
透明の鼻水が長期間続くばあいは、「アレルギー性鼻炎」の可能性もあります。2週間以上続く場合は病院に相談にいってみてください。
症状でちがう病院選び
病院にはそれぞれ得意・不得意などの特色があります。
赤ちゃんの症状により、受診する病院を判断できるとベストです。
判断が難しい場合は、かかりつけの小児科(または耳鼻科)の先生にまず見てもらってもいいと思います。
耳鼻咽喉科の特色
耳鼻咽喉科は、耳と鼻とのどが専門です。鼻水が出る、のどが痛い、痰が出る、などの症状が中心なら赤ちゃんでも耳鼻科の受診をおすすめします。
特に小さい子どもは、自分で鼻をかんだり、痰をきることがとても難しいです。耳鼻科は鼻水や痰を吸いとってくれるので、中耳炎の予防にもなります。
鼻がつまって口で呼吸すると、のどが乾燥し、ウイルスが繁殖しやすくなりますので、余計に症状が悪化してしまいます。
耳が痛がっているようなそぶりがみられる場合は、中耳炎になっている可能性が高いです。その場合は早急に耳鼻科を受診しましょう。
小児科の特色
鼻づまりに加えて、発熱や下痢など風邪の症状がみられる場合は、小児科を受診しましょう。
例えば「ゼイゼイ呼吸している」などの場合は小児科で胸の音を聞いてもらったほうがいいでしょう。
小児科は胸やおなかの音を聴いたり、触って触診するのに慣れているので、鼻水や咳の出る感染症などの全身疾患を診てもらう場合にも小児科の方がおすすめです。
吐いたり、身体に疾患がでたり、ゼイゼイと苦しそうな呼吸をするなどといった症状は耳鼻科は専門外な場合が多いので、その時は小児科に行ったほうがいいでしょう。
病院にいくタイミング
熱がでていない場合、鼻づまりだけではたして病院に行ってもいいのか…悩みどころですよね。
鼻水だけでも、長期間鼻づまりが続いていたり、子供に元気がない場合は病院に行きましょう。
ウイルス性の鼻水の場合、子どもは突然中耳炎になることがあります。中耳炎になると、夜中に何度も起きたりと、とても痛がるので早く何とかしてあげたい!
夜中に耳を痛がった場合、もし手持ちに「痛み止め」もしくは「熱さまし」があればそれを使って翌朝病院にいって下さい。この場合は熱がなくても使ってもOK!
飲まなくても眠れそうなら、痛がる耳の後ろや下を冷やしてあげるのも良いです。自宅で鼻水が吸えるなら吸ってあげてください。それだけで楽になることもあります。
自宅での鼻水吸引の対処の仕方は「赤ちゃんが鼻づまりで寝れない!原因と解消方法について」の記事を参考にしてください。
まとめ
- 透明な鼻水は長期間続かなければ病院にいかなくても基本、OK
- 黄色・緑色の鼻水はウイルス性の可能性が高いので病院へGO!
- 「鼻水が出る」「のどが痛い」「痰が出る」などの症状が中心の場合は耳鼻科へ!
- 鼻水に加えて「発熱」「下痢」「ゼイゼイ苦しそうな呼吸をしている」などの症状がでている場合は小児科へ!
子供が鼻水を出して苦しそうにしている時は、普段にも増して、気にかけ手を掛ける時間が増えますが、ママとの絆が深まるいいチャンスなのかも。
正しい知識を持って、お子さんと一緒に乗り越えていきましょう!