赤ちゃんのお肌は、とても薄くてデリケートにできています。

夏が近づいてくると、気温の上昇と共にお肌の露出が多くなってきますので、外部からの刺激を受けやすく、オムツかぶれを引き起こしやすくなります。

 

オムツかぶれの症状が出てきたら、早めにかかりつけの病院へ受診することをオススメします。

しかし、すぐに病院を受診できない場合に、ドラッグストアやネットショッピングで市販されている、オムツかぶれ専用のオススメの薬をこちらでご紹介していきます。

 

オムツかぶれの原因と対策についてもまとめましたので、合わせてご覧ください。

オムツかぶれとは?

オムツかぶれとは、オムツと直接触れているお肌の部分(お尻・お股・太もも・足の付け根)が熱を持って炎症を起こしてしまい真っ赤になったり、赤くて小さなポツポツとした湿疹ができたりひどくなってくると、皮膚がただれてきたり皮がむけたりする症状のことです。

 

症状が悪化するにつれて、おしり全体が真っ赤になって熱を持ったり、かなり悪化すると、ただれてきた皮膚部分から血が出てしまうこともあります。

 

オムツかぶれは、熱をもっているのでかゆくなったり痛みを感じたりと赤ちゃんにとっても非常に不愉快な症状なので、泣いたりぐずったりと心配になりますよね。

オムツかぶれの原因とは?

考えられる「オムツかぶれ」の原因を5つにまとめました。

それでは、順番にみていきましょう。

 

 

1.おしっこやうんちの成分がお股やおしりに付着していたため

おしっこやうんちに含まれているアンモニアや酵素などの成分が、長時間付着してしまうとお肌が薄くてデリケートな赤ちゃんの患部は、オムツかぶれを引き起こしてしまいます。

 

おしっこやうんちをした後は、オムツの中で湿度があがってきてとてもムレやすい状態になります。

オムツかぶれを引き起こさないためにも、赤ちゃんのおしりや陰部をいつも清潔にしておくことが必要になってきます。

 

その予防策として、次のことを特に注意してあげましょう。

 

あとは、夏場など汗がオムツの中に溜まってしまってオムツかぶれを引き起こすこともあるので、やはり、こまめにオムツを取り替えてあげることをオススメします。

 

 

オムツは頻繁に取り替えてあげましょう

オムツの中は、とてもムレやすい環境になっています。

おしっこやうんちがついたオムツを長時間着用していると、ムレが原因でオムツかぶれを引き起こしてしまいます。

 

赤ちゃんは大人に比べて、おしっこやうんちの回数が非常に多いものです。

赤ちゃんが、おしっこやうんちをしていないかをこまめにチェックしてあげましょう。

近年では、おしっこやうんちをすると、オムツの一部分の色が変わるオムツが多いので色が変わっていれば、早急にオムツを替えてあげましょう。

 

特に、下痢の症状が出ているときは皮膚への刺激がとても強く、オムツかぶれの原因になりやすいので十分に注意してあげることが大切です。

 

 

オムツを交換する時におしりを洗ってあげましょう

オムツを交換する時に、ほとんどの人がおしり拭きシートを使っていることかと思います。

しかし、いくら低刺激だといっても、お肌が薄くデリケートな赤ちゃんが1日何回も使うことによってお肌が刺激されて、こすれてお肌を傷つけてしまいます。

 

手軽に使えるおしり拭きシートは便利ですが、下痢などのときはなるべくシャワーで洗い流してあげるか、お湯や水を含ませた綿のコットンで、優しく汚れを取り除いてあげるのが望ましいでしょう。

 

 

2.おしりを拭くときの摩擦によるため

おしりを拭くときにお肌が刺激されて、その摩擦がお肌を刺激したために、これが原因でオムツかぶれを引き起こしてしまうこともあります。

 

うんちをした時におしりを拭くときは、どうしてもゴシゴシとこすってしまいがちですよね。

きれいにうんちを取り除いてあげたいという気持ちが勝って、気づいたらついゴシゴシとこすってしまっていた…なんてことがよくありますよね。

 

ですが、オムツかぶれを引き起こさない為にも、優しく拭いてあげたり、シャワーで洗い流してあげるのがいいでしょう。

また、お湯や水を含ませた綿のコットンでおしりを拭いてあげるのが、お尻拭きシートを使うよりもお肌に負担をかけなくてすみます。

 

 

3.おしりが十分に乾いていないのにオムツをはかせてしまったため

おしっこやうんちをした後やお風呂あがりなどは、赤ちゃんのおしりは特に湿った状態になっているものです。

おしりが十分に乾いていないのにオムツをはかせてしまうと、オムツの中が湿気でこもってしまいます。

それが原因になって、オムツかぶれになってしまうこともあります。

 

ですので、オムツを交換する時やお風呂あがりの時は、できるだけ時間をおいて赤ちゃんのおしりを完全に乾かしてあげるようにしましょう。

 

 

4.紙オムツの素材が赤ちゃんのお肌と合わないため

オムツメーカーは、非常にたくさんあります。

みんなが使っているから、レビューがいいからといっても、必ずしもわが子のお肌に合うとは限りません。

 

上記の項目を全て試しているのに、オムツかぶれの症状がなかなか改善されない場合はもしかしたら、今使っている紙オムツの素材が赤ちゃんのお肌と合っていないのかもしれません。

一度、他のメーカーのオムツを試してみましょう。

 

オムツメーカーのネットショッピングや赤ちゃん用品専門店で、サンプルを無料で提供しているお店もあるので

そちらで試してから、わが子に一番合うオムツを探してみてくださいね。

 

 

5.紙オムツのサイズが合っていないため

成長が著しい赤ちゃんは、気づいたらあっという間に紙オムツのサイズが小さくなっていたということがよくあります。

お腹の周りに余裕がなくなっていたり(大人の指が2本入るくらいが望ましい)

足の付け根がいつも赤くなっていたりしたら、オムツのサイズが合っていないというサインです。

オムツが小さくなってきたなと思ったら、即座にサイズアップしてあげてくださいね。

病院でオムツかぶれのときに処方される薬の種類は?

まず始めに、病院で「オムツかぶれ」と診断されたときに処方される薬の種類を症状が軽い順から順番にみていきましょう。

 

 

保湿薬

比較的、軽度な症状のときに処方されることが多いです。

オムツかぶれになりかけている、このまま放っておいたらオムツかぶれになってしまうかも?

といったときに処方されます。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、おしっこやうんちの回数が多く、オムツを替える頻度も頻繁です。

そして、手軽さからおしり拭きシートを使っている方が非常に多いことかと思います。

しかし、おしり拭きシートを使うことによって、赤ちゃんのお肌は外部からの刺激を守るバリアがなくなってしまいます。

 

そこで、オムツを履かせる前に保湿薬を塗ることによって、おしりの表面を保護して、赤ちゃんの弱いお肌を、おしっこやうんちや汗の刺激から守って、潤いを保つことができるようになります。

 

 

非ステロイド抗炎症薬

次に、オムツかぶれの症状が軽いなどの場合は、非ステロイド抗炎症薬の薬を処方されることが多いです。

基本的には、オムツかぶれの症状がよくなるまで使います。

 

酸化亜鉛製剤は副作用が少なくて、効果が高いと言われています。

ですが、やはりケースによっては副作用がでることもあるようなので、お医者さんに使い方を詳しく聞いて、必ず用法を守るようにしましょう。

 

 

ステロイド薬

赤ちゃんにステロイド剤はあまりオススメしませんが、皮膚がただれていたり皮がむけてしまっていたり、湿疹や赤みやかゆみがとても強くて、どうしようもないというときに処方されることが多いようです。

こちらも、湿疹や赤みやかゆみが治まったりと症状が鎮静化するまで使います。

 

気を付けたいことは、ステロイド剤はオムツかぶれの症状があらわれている患部だけに塗るようにしてください。

粘膜面など、皮膚が薄くてデリケートな部分には絶対に使用しないようにしましょう。

そして、必ず薄くのばして塗るようにしてくださいね。

市販薬のオススメは?

ここでは、ネットショッピングやドラッグストアなどの市販薬についてまとめました。

 

市販薬は、できるだけ店舗に行って薬剤師さんに相談してから購入することをオススメします。

ステロイド剤は、素人判断ではなるべく使わない方がいいということも覚えておいてくださいね。

当たり前ですが、用法や用量をよく読んできちんと確認をするようにしましょう。

 

そして気を付けたいことは、あくまでも市販薬は病院へ受診するまでの「応急処置」だという認識でいてください。

大人と比べてお肌がデリケートな赤ちゃんに使う薬は、やはりきちんと病院で診てもらってから、直接お医者さんから薬を処方してもらう方が安心です。

間違った市販薬を長く使ってしまっていると、余計にひどくなるケースもあるのでなるべく早めに、病院を受診することをオススメします。

 

 

ワセリン

これはもう有名ですよね。

ワセリンは、赤ちゃんのデリケートなお肌にあまり刺激を与えないものなので、新生児にも多く使われているようです。

 

しかし気を付けたいことは、ワセリンは炎症を和らげる作用はありません。

おしっこやうんちや汗などからお肌を守る働き、つまり保護・予防するものです。

 

健栄製薬 ベビーワセリン

出典元:楽天市場

 

 

 

馬油(バーユ)

こちらも、よく聞きますよね。

馬油(バーユ)は、皮膚の表面に塗ると炎症を抑えることができます。

上記プラス、赤ちゃんのデリケートなお肌を保護する役割もあります。

 

その他にも、お母さんのおっぱいが炎症を引き起こしていた場合にも、この「馬油(バーユ)」はよく使われます。

出典元:楽天市場

うちも赤ちゃんがオムツかぶれの時に処方された、この馬油(バーユ)が少し余っていたので、おっぱいが炎症を引き起こしてしまった時に、ちょっと私用に使ってみました( *´艸`)

馬油(バーユ)がおっぱいを保護してくれたので、軽い炎症の時にはとても役立ったことを覚えています。

しかし、こちらも合う合わないがあると思いますので、こんなケースもあるという程度に留めておくだけにしてくださいね。

 

 

非ステロイド外用薬

非ステロイドの低刺激な軟膏です。

 

佐藤製薬 ポリベビー

出典元:楽天市場

 

 

愛用者が多いのはコチラ

オーガニックで、新生児から使えるのが嬉しい、コストパフォーマンスにも優れている、高評価の商品です。

ヴェレダ カレンドラ ベビーバーム

出典元:楽天市場

使ってはいけない市販薬ってあるの?

前述したように、やはり素人判断で市販薬を使うのには危険なこともあります。

ここでは、うちの子がオムツかぶれを引き起こしてしまった時に、近くのドラッグストアの薬剤師さんに、お聞きしたことをご紹介します。

 

 

ベビーパウダーは使ってはいけないの?

私が小さい頃は、お肌にトラブルが起きた時は、必ずといっていいほどベビーパウダーをお肌にパンパンしていました。

しかし近年では、ベビーパウダーは毛穴が詰まって悪化するおそれがあると言われています。

ですので、むやみやたらに使うことはおすすめできません。

 

 

ステロイド剤が配合されている薬は使わない方がいいの?

ステロイド剤が配合されている薬は、赤ちゃんにはあまり使わない方がいいようです。

ステロイド剤を使うことによって、余計に悪化してしまうこともあるので、あまりおすすめできません。

処方薬が効かない…。症状が悪化した時はどうしたらいいの?

処方された薬を使っても症状が治らない場合や、余計に悪化してしまったときは、もしかしたら、オムツかぶれではなくて別のお肌のトラブルの可能性があります。

 

オムツかぶれととても間違えやすいのが「カンジダ皮膚炎」です。

カンジダ皮膚炎とは、オムツかぶれで傷ついてしまった皮膚にカビの一種である「カンジダ菌」が入り込んで感染してしまい、炎症を起こす病気です。

症状は、最初赤いブツブツができてきて、そして次第に皮膚がただれてくるということで、非常にオムツかぶれの症状と似ています。

 

しかし、オムツかぶれと違う特徴は、オムツが触れていない部分にも炎症が起こるということです。

この「カンジダ皮膚炎」は、オムツかぶれの時に処方された薬では完治はできません。

抗真菌薬での治療が必要となってきます。

 

ですので、きちんと用法や用量を守っていても症状が鎮静化せずに、悪化してきている場合は、再度病院へ行って診てもらうようにしてください。

時間が経つにつれて、完治する時間も長くなってしまいますので「おかしいな?」と思ったら、早めに病院で受診することをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大人に比べて赤ちゃんは、皮膚がとても薄くてデリケートにできています。

とくに新生児は、肌のバリア機能がとても弱いので、長時間オムツをしているとオムツかぶれを引き起こす原因にもなります。

 

オムツかぶれは、赤ちゃんにとってもママにとっても非常につらいものですよね。

赤ちゃんは、「かゆい」「ヒリヒリする」「痛い…」と感じても、それを言葉で伝えることができません。

ですので、普段からこまめにチェックして、「オムツかぶれかな?」と思ったら早めに対応をして悪化を防いであげたいものですよね。

 

そして、オムツかぶれができてしまったら、炎症の度合いに応じたお薬を選ぶことが大切です。

オムツかぶれにならないためにも、日ごろからできるだけ、保湿剤を湿布するなどして皮膚を保護しオムツかぶれができにくいように気を付けてあげるのがいいでしょう。

 

応急処置として、市販薬を使用しても大丈夫ですが、悪化させないためにも早めにかかりつけの病院を受診することをオススメします。

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