赤ちゃんを出産後、一般的にすぐに生理がくることはなかなかありません。産後のママさんの身体は、出産前の身体とは大きく異なるのです。

産後の生理再開、生理不順についてと産後の不正出血などに関する情報をまとめて紹介しています。

生理がくるはずないのに出血した時って不安で仕方ないですよね?産後のママが不安・心配に感じる身体の変化についても見ていきましょう。

産後の生理再開はいつから?

出産後に生理が再開するタイミングは人それぞれ異なるもので、一般的に産後8ヶ月までには生理が再開するママが多いようです。あくまで一般的な情報で、人によっては早い人で産後1か月程度で生理が再開する方もいれば、1年経っても、1年半経っても生理が再開しないという方もいます。

母乳育児を行っているママの場合

「プロラクチン」というホルモンの分泌が進んで、性腺刺激ホルモンの分泌が低下すると言われていますので、それによってミルク育児のママよりも、生理が遅くなることが考えられます。

母乳育児を行っているママの場合、生理再開は産後3ヶ月~10ヶ月くらいで生理が再開されることが多いのです。人によって個人差がありますので、生理がもっと早く来たという方もいます。

ミルク育児を行っているママの場合

ミルク育児を行っている方と母乳育児を行っている方とでは、生理再開のタイミングには結構な差が出てくるのです。

ほとんどミルクだけを飲ませて育児を行っている方の場合は、割と早い段階で生理がくることが多いのです。母乳育児のママと比べてプロラクチンというホルモンの分泌が少なくなっていて、生理再開は産後2ヶ月~4ヵ月程度で再開することが多いようです。

産後の生理は出産前と量が違ってくる?

出産後と出産前では、生理の量に変化があるのです。

産後はホルモンバランスの乱れ、ストレスなどが原因で、生理の量が多くなるということも珍しくありません。

また、産後の生理に関しては、妊娠する前の生理と比べて重くなったり、軽くなったりし、これも個人差があるようです。

産後の生理再開後に生理不順する原因とは

産後、母乳育児を行っていて、赤ちゃんが卒乳して数ヶ月後に生理が再開した!もしくは、ミルク育児を行っていて割とすぐに生理が再開したのにも関わらず、生理周期が安定せず、生理不順が起きてしまっている!その原因などについて4つご紹介していきます。

子宮の回復が遅れているのが原因

産後の子宮の大きさは妊娠初期と比べて非常に大きくなっている状態なのですが、6週~8週程度で、子宮の大きさは元通りの大きさに戻ると言われています。

それ以外にも子宮のダメージというものは様々なものがあり、子宮の回復が遅れていることが原因で生理不順になっている可能性が考えられます。

悪露の状態や高齢出産、または子宮の回復遅れなどで生理が再開している状態にも関わらず、生理不順が起きてしまうことがあるのです。

骨盤のゆがみが原因

産後の骨盤の歪みをそのまま気にせず放置してしまったことが原因で、生理不順が起きていると考えられます。

出産を経験しているママならわかると思いますが、出産すると骨盤が大きく開いて不安定な状態になり、その不安定になっている骨盤を放置することで、そのまま骨盤が納まります。

歪んで納まった骨盤というのは、子宮を圧迫する恐れがあります。

歪んだ骨盤が子宮を圧迫することにより、子宮の血液循環が悪くなってしまい生理不順になっているということがいえます。

産後は骨盤が正しい位置に納まるまで、必ず骨盤ベルトなどを着用するようにしましょう。また、整骨院などに少しの期間だけでも通えば、骨盤への負担は減少されますので、産後の骨盤ケアはしっかりとしてください。

ストレスが原因

産後というのは、身の回りの環境がガラリと変化し、自分の思い通りにいかなくなってしまったり、育児へのストレスや、自分の自由に使える時間がなくなったストレスなど、産後のママは色々なストレスに直面することが多くなります。

ストレスが溜まりすぎることで、自律神経の働きが悪くなり血行不良を起こしたり、ホルモンバランスが悪くなってしまい、生理不順に繋がるのです。

自分自身の休息の時間を作り、しっかりと体を休めることが大切です。また、家族・パパにも育児を手伝ってもらうことで、ストレスのない生活を送りましょう!

睡眠不足が原因

産後の育児で、夜泣き・夜中のオムツ交換などでママの睡眠時間が削られることが原因で生理不順が起きている可能があります。

睡眠不足が続いてしまうことで、小さなことでイライラしてしまったりとストレスを溜めてしまう原因にもなりますし、睡眠が十分に取れていないことから、睡眠中に分泌される成長ホルモンの量が減ってしまいます。このような結果、生理不順が起きてしまっているといえます。

赤ちゃんの夜泣きなどに関しては、仕方ないことですので、日中赤ちゃんがお昼寝をしている頃、少ない時間でも良いので赤ちゃんと一緒に睡眠することで改善されることもあります。必ず時間を作り、体を休めることを意識しましょう。

不正出血とは

不正出血とは、ホルモンの異常や様々な病気により生理の期間ではない時に、性器から出血することを不正出血と言います。

新しい血液というものは赤色ですが、古い血液は茶色で、わずかな出血では黄色になることもあります。

産後の場合は、悪露の可能性もありますし、生理の可能性もありますので、産後の不正出血の見分け方などについてもしっかりと知っておきましょう。

しっかりとした知識を得ることで、不正出血から起こりうる病気などに関してもすぐに対処することができますので、改めて自分の体を知っていきましょう。

産後は悪路というモノが出る!悪露とは?

産後は生理ではなくても、出血し、鮮血が多く出てくるのです。このようなものを「悪露(おろ)」といいます。

悪露は日にちが経つにつれて、色や量などが変わっていき、それが産後の子宮回復の目安になりますので、悪露の変化などについてもしっかりと理解しておく必要があるでしょう。

悪露は徐々に変化していく

悪露の変化については、人それぞれ個人差がありますが、大まかな目安として以下のような変化が見られますので、参考にしていただければと思います。

  • 0日~3日目の変化
    悪露の色は、暗い赤色で血液が主に含まれていて、量は多い傾向にある。また、甘く独特なニオイがする。
  • 4日~8日目の変化
    悪露の色は褐色でヘモグロビンが変色し、例えるならば肉汁のような色合いに見える。量は0日~3日目に比べると少ない。
  • 9日~14日目の変化
    悪露の色は、黄色ぽい色で、子宮内の剥離した上皮が混ざって出てくることがあります。量はそれほど多くなく少量。
  • 15日~28日目
    悪露の色は、白もしくは透明がかった色で、透明な分泌液が主になります。15日~28日目になると量は、ごく少量になります。

産後の生理と悪露の見分け方について

血の混じった悪露が出る時期と、生理が再開する時期で重なる期間は、産後1ヶ月~2ヶ月頃になります。

産後の生理と悪露の見分け方に関しては、「出血期間」に注目してみると見分けることができます。

悪露の場合

産後1ヶ月~2ヶ月をすぎて悪露が出る場合は、長く続くことがなく数日で出血しなくなることが多い。

生理の場合

産後1ヶ月~2ヶ月ぐらいで生理が再開するという方も少なくないので、出血が一週間程度つづくものでしたら、その出血は生理の可能性が高いといえます。

例外

鮮血が1週間以上続く場合は、子宮に何らかの原因があり、感染などを引き起こしている可能性も考えられますので、かかりつけの産婦人科などですぐに診てもらいましょう!

このように、産後の生理と悪露の違いについてはそれほど難しくなく、簡単に見分けることができるかと思われますので、不安な方は出血期間に注目してみましょう。

産後の不正出血の見分け方について

不正出血をしている場合は、生理痛のような痛みが腹痛となって強くあらわれ、鮮血が何日も続き、出血量が多くなっている場合は不正出血ということが考えられます。

生理の場合も同じような痛みと、出血がありますので、不正出血なのか!生理なのか!見た目だけでは判断しにくいかと思われますので、基礎体温も測ることが見分けるポイントになります。

基礎体温には、「高温期」「低温期」その2つに分けられるのです。体温が最も下がった前後に排卵が起こり、14日ほど高温期が続いた後に体温が下がった場合は、生理ということがわかります。

もし、基礎体温を測っても不安だ!心配だ!という気持ちがあるのでしたら、産婦人科などですぐに診てもらうことで、判断できますし、安心することもできるので、不安になった際はすぐに専門医に相談してみましょう。

まとめ

産後の生理再開と生理再開後の不純に関しての情報や、不正出血に関する情報を紹介してきました。

生理と悪露の見分け方や、不正出血と生理の見分け方に関することについても紹介していますので、参考にしていただければと思います。

育児生活で忙しいと思いますが、産後に関してはしっかりと自分自身の体を休める時間も必要になってきますので、周りの方々にも助けてもらい、しっかりと体を休めながら生活していきましょう!

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